スモスト0.5mg通販|禁煙の薬|最安値1錠149円
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医薬品の効果や品質に違いはありませんのでご安心下さい。
病院での処方と同様に、シートごとのお渡しとなる場合もございますので、予めご了承下さい
タイミングにより使用期限が前後する場合がございます。
掲載の使用期限はあくまで目安とし、必ずしも掲載の使用期限の商品がお届けとなることを保証するものではありませんので、予めご了承ください。
スモスト0.5mgとは
スモスト0.5mgは、ニコチンを含まない禁煙補助薬チャンピックスのジェネリック医薬品です。
有効成分のバレニクリン酒石酸塩が離脱症状やタバコへの欲求を抑え、禁煙の成功をサポートします。
また、チャンピックスのジェネリック医薬品の中では最安値となっています。
スモスト0.5mgの特徴
- チャンピックスジェネリック内、最安値(1錠あたりの値段)
- 離脱症状を抑える
- 禁煙成功率の高さ
- 禁煙開始前の準備期間に使用
- 日本語パッケージ
スモスト0.5mgはこのような方におすすめ
- 初めて禁煙に挑戦したい方
- 過去、禁煙に失敗した方
- イライラや眠気などの離脱症状を抑えて禁煙したい方
- 先発品のチャンピックスよりも価格を抑えたい方
他のバレニクリン製品と価格を比較
先発医薬品のチャンピックスや他ジェネリックのバレニスマートとスモストを、1錠あたりの価格で比較しました。
スモストは、バレニクリン酒石酸塩を含む禁煙補助薬として最安値となっております。
商品名 | 価格(1錠あたり) |
---|---|
チャンピックス(先発医薬品) | スターターパック:299円 メンテナンスパック:275円 |
バレニスマート | 0.5mg:151円 1mg:203円 |
スモスト | 0.5mg:149円 1mg:167円 |
また、服用が推奨される12週間分のセット販売価格もスモストが最安値となります。
商品名 | 価格 |
---|---|
チャンピックス | 43,980円 |
バレニスマート | 32,480円 |
スモスト | 26,680円 |
スモストは、チャンピックスや他ジェネリックと比べ、一番お安く販売されています。
先発医薬品のチャンピックスと同等の効果が期待できるため、コストを抑えつつ禁煙に取り組むためにおすすめの商品です。
注意事項
以下の点に注意してご使用ください。
- 禁煙は、薬剤の服用の有無を問わず、抑うつ気分や欲求不満、落ち着きのなさなどの精神疾患を悪化させてしまう恐れがあります。
- 薬剤との関連性は明確ではありませんが、抑うつ状態、不眠、集中困難、頭痛、めまいなどの症状が現れることがあります。
そのため、服用時は体調の変化に十分ご注意ください。 - めまい、傾眠、意識障害などの報告もあるため、自動車の運転や危険を伴う機械の操作はお控えください。
- 禁煙に伴い、CYP1A2を介して代謝されるテオフィリン、ワルファリン、インスリンなどの薬剤の血漿中濃度が上昇する可能性があります。
禁煙時の生理的な変化のため、スモストの服用に関わらず、これらの薬剤の用量調整が必要となる場合があります。
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効果効能
スモスト0.5mgは、「ニコチン依存症の喫煙者に対する禁煙の補助」として使用される医薬品です。
スモスト(チャンピックスジェネリック)の効果
- 禁煙成功率、約6割以上!
- 禁煙時に生じる離脱症状の抑制
- タバコへの強い欲求を和らげる
- 喫煙による満足感を軽減
- タバコの味がまずく感じられる
有効成分であるバレニクリン酒石酸塩は、主に2つの作用機序により、禁煙をサポートします。
スモスト(バレニクリン酒石酸塩)の2つの作用機序
拮抗作用 | バレニクリン酒石酸塩は、α4β2ニコチン受容体に対して高い結合親和性をもち、ニコチンの代わりに受容体へ結合することで、ニコチンを遮断して喫煙による満足感を抑制します。 |
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刺激作用 | ニコチンが結合した時よりも少量のドパミンを放出させ、禁煙に伴う離脱症状やタバコに対する切望感を軽減します。 |
「65.4%」の禁煙成功率
バレニクリン酒石酸塩は、高い禁煙成功率が報告されています。
先発品のチャンピックスを製造したファイザー社が行った臨床試験では、バレニクリン酒石酸塩の服用で65.4%の喫煙者が禁煙に成功しています。
用量違いでも、プラセボ群より高い成功率が認められており、離脱症状の軽減、タバコに対する切望感の抑制、および喫煙による満足感の低減が認められました。
薬剤投与量 | 第9~12週の4週間持続禁煙率 |
---|---|
バレニクリン1mg 1日2回 | 65.4%(85/130例) |
バレニクリン0.5mg 1日2回 | 55.5%(71/128例) |
バレニクリン0.25mg 1日2回 | 54.7%(70/128例) |
プラセボ(偽薬) | 39.5%(51/129例) |
24週間の禁煙持続率「70.6%」
12週間の服用で禁煙に成功した方が、さらに追加で12週間(合計24週間)の服用を継続した場合、禁煙を維持できた割合は70.6%と報告されています。
これは、プラセボ群の49.8%と比較して有意に高い結果であり、バレニクリン酒石酸塩の有効性だけでなく、安全性についても確認されています。
第13~24週の持続禁煙率 | |
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バレニクリン1mg1日2回 | 70.6%(425/602例) |
プラセボ(偽薬) | 49.8%(301/604例) |
離脱症状はニコチン依存症が原因
禁煙を始めて2~3日経つと、喫煙への強い欲求やイライラ、落ち着きのなさ、眠気、食欲の増加、抑うつなどの離脱症状があらわれることがあります。
これらの症状は約1週間続きますが、その後は次第に和らぎ、最長で約10~14日で落ち着いていきます。
禁煙に伴う離脱症状は、ニコチン依存症と深く関係しています。
タバコを吸うと、ニコチンが脳内のニコチン受容体と結合し、大量のドパミンが放出されます。
ドパミンは快感や満足感をもたらす神経伝達物質であり、次第に脳はこの快感に依存し、自らドパミンを分泌する力が低下してニコチンによるドパミン放出に頼るようになります。
しかし、喫煙をやめると体内のニコチンが減少し、それに伴ってドパミンの分泌も不足します。
その結果、強い喫煙への欲求やイライラなどの離脱症状が現れ、再びニコチンを摂取したくなるという悪循環に陥ります。
この仕組みによって、ニコチン依存症が維持されると考えられています。
そこで、バレニクリン酒石酸塩は二コチン受容体に結合してニコチンの作用をブロックすることで、喫煙による満足感を抑えます。
また、ニコチンの作用をブロックするだけでなく、ニコチンが結合したときよりも少量のドパミンを放出させることで、タバコへの強い欲求を抑え、禁煙を継続しやすくします。
タバコがまずくなる
バレニクリン酒石酸塩の効果により、体内のニコチンが減少し、離脱症状が和らぐとともに、タバコの味を不快に感じるようになります。
その結果、自然と喫煙欲求が抑えられ、喫煙回数を減らす効果が期待できます。
この効果は、バレニクリン酒石酸塩がニコチン受容体に結合し、ニコチンが受容体と結びつくのを阻害することで生じます。
通常、ニコチンが受容体に結合すると、大量のドパミンが放出され、快感をもたらします。
しかし、バレニクリン酒石酸塩が先に受容体を占有することで、ドパミンの分泌が抑えられます。
その結果、喫煙による快感が弱まり、「タバコを吸いたい」という気持ちが徐々に薄れていきます。
さらに、タバコの味が不快に感じられるようになり、結果として「タバコがまずい」と感じるようになります。
バレニクリン酒石酸塩は、喫煙の魅力を低下させることで、強い意志で我慢しなくても自然とタバコから離れやすくなり、無理なく禁煙に取り組むことができます。
他の禁煙補助薬と比較
バレニクリン、ブプロピオン、ニコチンパッチ、ニコチンガムを使用したグループと、医薬品を使用せずに自力で禁煙を試みたグループをそれぞれ1ヵ月間および6ヵ月間追跡調査し、禁煙を維持できた割合(オッズ比)を比較した結果、最も禁煙継続率が高かったのはバレニクリンを使用したグループであると報告されています。
自力で禁煙を試みたグループを基準とすると、バレニクリンを服用したグループの持続禁煙率は約6倍と報告されており、また、他の薬剤を使用したグループも自力禁煙よりも高い持続禁煙率が認められました。
調査期間 | 自力 | ニコチンガム | ニコチンパッチ | ブプロピオン | バレニクリン |
---|---|---|---|---|---|
1ヵ月 | 1 | 1.84 | 2.53 | 3.35 | 3.76 |
6ヵ月 | 1 | 1.42 | 4.09 | 3.94 | 5.84 |
使用方法
スモストは、先発医薬品チャンピックスと同じ方法で服用します。
服用回数と用量を、以下のように段階的に増量していきます。
スモスト0.5mgの飲み方(用法・用量)
1回の用量 | バレニクリン酒石酸塩として0.5mg(禁煙開始前) 禁煙開始後は、1回1mgを服用します。 |
---|---|
服用回数 | 1~3日間:1日1回 4~7日間:1日2回 |
服用タイミング | 1~3日間:朝・夕食後どちらか 4~7日間:朝・夕食後 |
服用時の飲料水 | 水または、ぬるま湯 |
服用開始から治療終了までのスケジュール
1~3日目 | 4~7日目 | 8日目~治療終了 |
---|---|---|
喫煙OK | 禁煙 | |
0.5mg | 0.5mg | 1mg |
1日1回 | 1日2回 | 1日2回 |
-
1~7日目:禁煙開始までの準備期間
服用開始から一週間は、0.5mgを段階的に回数を増やして服用します。
1~3日目は0.5mgを1日1回、4~7日目は0.5mgを1日2回のスケジュールで服用します。この期間は、タバコを吸ってもかまいません。
-
8日目~:禁煙開始
服用8日目からは、1mgを1日2回服用するスケジュールに変更します。
この日から禁煙を開始し、主に11週間の服用を継続することで、禁煙の成功を目指します。禁煙を開始する8日目以降は、スモスト1mg(メンテナンスパック)を使用するか、本剤0.5mgを1回2錠服用することで、禁煙後も継続して服用してください。
スモスト0.5mg(スターターパック)は11錠入りで、禁煙準備期間の1週間に適した内容となっていますが、1回2錠服用することで8日目以降も継続使用することが可能です。
服用時のポイント
-
事前に禁煙を開始する日を設定する
禁煙を成功させるために、あらかじめ禁煙開始日を決め、その1週間前からスモスト0.5mgを服用してください。
例えば、休日に喫煙本数が多い方は仕事がある日を禁煙開始日にするなど、一方で、職場で多く喫煙してしまう場合は、休日を禁煙開始日に設定するのがおすすめです。自分の生活スタイルに合わせて、無理なく禁煙を始められるタイミングを選ぶことが大切です。
-
12週間の服用後、必要に応じて服用を延長できる
スモストを12週間服用して禁煙に成功した方は、長期的な禁煙をより確実にするために、服用期間を延長することが可能です。
追加で12週間継続して服用することで、禁煙の維持率が向上することが臨床試験で確認されています。
-
吸いたくなった時の対処法を決めておく
禁煙開始後の2~3日目に離脱症状がピークを迎えると考えられます。
その際、タバコへの強い欲求で1日に何度も「タバコを吸いたい」という気持ちがあらわれます。
そんな時に、ガムを噛む、水を一杯飲むなど、自身にあった対処を決めておくことで気持ちのコントロールが可能になります。また、喫煙のタイミングが習慣化していることがあります。
いつもタバコを吸うタイミングで、無意識にタバコに手を伸ばしてしまった際には、代わりの行動(代替行動)を取り入れることで、タバコから離れる習慣を作り、禁煙につなげることができます。
-
禁煙中に喫煙してしまった原因を分析する
過去、スモストの服用中や12週間服用後に喫煙してしまった場合は、禁煙失敗の原因を分析し、その原因への対策を立ててから、再度スモストを使用することが大切です。
-
用量の調整
スモスト(バレニクリン酒石酸塩)の服用において忍容性に問題が生じた場合、0.5mg1日2回に減量することがあります。
忍容性とは、医薬品を服用した際に生じる副作用にどの程度耐えられるかを示す指標です。
または、重度の腎機能障害のある方は、0.5mg1日1回から始め、必要に応じて0.5mg1日2回の増量を検討します。
服用頻度
スモストは、用量や服用回数を守り、スケジュールに沿って毎日服用してください。
副作用
副作用の多くが、禁煙に伴う離脱症状が原因の可能性もあり、一過性の症状が多いと考えられます。
服用の際は、観察を十分に行い、異常が認められた場合には服用を中止するなど適切な処置を行ってください。
スモスト0.5mgの重大な副作用
重大な副作用として、以下のような症状が報告されています。
万が一、これらの症状があらわれた場合は、速やかに医療機関を受診してください。
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皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)
高熱(38℃以上)を伴い、全身の皮膚や口、目の粘膜に発疹や発赤、水ぶくれ(やけどのような症状)が短期間で広がる状態です。
通常、医薬品の服用後2週間以内に発症することが多いですが、1ヵ月以上経過してから現れることもあります。
これらの症状が現れた場合は、速やかに医療機関に相談してください。
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多形紅斑
境界がはっきりとした赤い発疹や水ぶくれができて広がっていく症状です。
特に唇や目の症状が強い場合は、皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)の可能性が高いとされます。
-
血管浮腫
血管性浮腫は、急に皮膚がはれる症状です。
血管がはれるわけではなく、皮膚のどこにでもあらわれ、多くの場合、まぶたやくちびる、ほおに多くみられます。
-
意識障害
意識レベルの低下や意識消失などがみられる可能性があります。
めまいや傾眠などの意識障害があらわれる場合があるので、自動車の運転など危険を伴う機械の操作は避ける様にしてください。
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肝機能障害、黄疸
AST、ALT、γ-GTPなどの数値が上昇し、肝機能に異常がみられる状態です。
肝機能障害が進行すると倦怠感や発熱、食欲不振などの症状があらわれる場合があります。
その他の副作用
他にも以下の副作用が報告されています。(頻度不明)
感染症および寄生虫症 | 上気道感染、気管支炎 | |||
---|---|---|---|---|
代謝および栄養障害 | 食欲不振、食欲拮抗、多飲症 | |||
精神障害 | 不眠症、異常な夢、リビドー減退、易刺激性、感情不安定、激越、睡眠障害、不安、抑うつ、落ち着きのなさ、精神緩慢、気分変動、思考異常、不快気分、精神障害、攻撃的行動、敵意 | |||
神経系障害 | 頭痛、傾眠、振戦、注意力障害、味覚異常、嗜眠、協調運動異常、構語障害、感覚鈍麻、記憶障害、健忘、一過性健忘、痙攣 | |||
心臓障害 | 心房細動、動悸、狭心症 | |||
血管障害 | ほてり、高血圧 | |||
眼障害 | 眼痛、羞明、暗点、結膜炎 | |||
耳及び迷路障害 | 耳鳴 | |||
呼吸器、胸郭及び縦隔障害 | 咽喉刺激感、咳嗽、呼吸困難、嗄声、鼻漏、気道うっ血、副鼻腔うっ血、いびき | |||
胃腸障害 | 嘔気、鼓腸、便秘、胃食道逆流性疾患、胃不快感、下痢、口内乾燥、消化不良、軟便、腹痛、腹部膨満、嘔吐、おくび、胃炎、歯肉痛、吐血、血便排泄、口内炎、イレウス | |||
皮膚及び皮下組織障害 | ざ瘡、そう痒症、発疹、紅斑、多汗症 | |||
筋骨格系及び結合組織障害 | 筋痛、筋痙攣、関節硬直、関節痛、背部痛 | |||
腎及び尿路障害 | 頻尿・夜間頻尿、糖尿、多尿 | |||
生殖系及び乳房障害 | 月経過多、性機能不全 | |||
全身障害及び投与局所様態 | 胸痛、倦怠感、口渇、無力症、めまい、胸部不快感、発熱、浮腫、末梢性浮腫 | |||
臨床検査 | 肝機能検査値異常(AST上昇、ALT上昇、ALP上昇、血中ビリルビン上昇)、心電図ST部分下降、心電図T波振幅減少、心拍数増加、血小板数減少、体重増加 |
禁忌
以下に該当する方は、スモストを服用しないでください。
本剤の成分(バレニクリン酒石酸塩)に対し過敏症(アレルギー)の既往歴のある方
発疹、皮膚や目のかゆみなどの症状がみられ、重症の場合はアナフィラキシーショックを起こす可能性があります。
アナフィラキシーショックは、重篤な全身性アレルギー反応で、血圧低下、呼吸困難、意識消失などを引き起こす可能性があります。
使用注意
スモストは、特定の健康状態や背景を持つ方に注意が必要な場合があります。
以下に該当する方は、服用前に十分注意し、必要に応じて医師や薬剤師に相談してください。
統合失調症、双極性障害、うつ病等の精神疾患のある方
バレニクリン酒石酸塩を服用すると、精神的な影響があらわれる可能性があり、特に精神疾患をお持ちの方では、症状が悪化するリスクがあるため注意が必要です。
重度の腎機能障害のある方
重度の腎機能障害のある方と正常な腎機能の方を比較すると、バレニクリン酒石酸塩の全身曝露量(体内への吸収量)は2.1倍に増加しました。
また、中等度の腎機能障害の方では、1.5倍の増加が報告されています。
※重度の腎機能障害とは、クレアチニン・クリアランス(CLCR)の推定値が30mL/分未満(CLCR<30mL/分)の状態を指します。
血液透析を受けている方
腎機能が正常な方と比べて、週3回・1回3時間の血液透析を受けている方では、バレニクリン酒石酸塩の全身曝露量が2.7倍に増加しました。
その結果、血中濃度が上昇し、副作用が発生する可能性も高くなることが懸念されます。
妊婦または、妊娠している可能性のある方
妊娠中のバレニクリン酒石酸塩の使用は禁忌ではないものの、胎児への安全性が確立されていないため、使用には注意が必要です。
服用での有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ服用を検討してください。
授乳中の方
授乳中の方は、服用の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続または中止を検討してください。
ヒト母乳中へのバレニクリン酒石酸塩の移行は不明ですが、動物実験(ラット)で乳汁中に移行することが報告されています。
小児
小児を対象とした臨床試験は実施していないため、安全性が確立されていません。
高齢者
海外の臨床試験では、健康な高齢男女の喫煙者がバレニクリン酒石酸塩を1mg1日1回又は1日2回7日間服用した際、非高齢者と比べて薬物動態(薬物を摂取し排泄されるまでの過程)に変化はありませんでした。
ただし、高齢者では腎機能が低下していることが多いため、バレニクリン酒石酸塩の血中濃度が高くなってしまい、効果が強くなり過ぎる可能性があります。
併用注意
スモストには、併用する際に飲み合わせに注意が必要な医薬品があります。
そのため、服用時に十分注意したり、必要に応じて服用を避けることで、副作用の発現を防ぐことができます。
シメチジン
胃潰瘍や十二指腸潰瘍などの治癒に使用される胃酸抑制薬です。
バレニクリン酒石酸塩とシメチジンの併用により、バレニクリン酒石酸塩の腎クリアランス(腎臓が薬物を排泄する機能)が低下してしまい、全身の曝露量(体内への吸収量)が増加する恐れがあります。
重度の腎機能障害がある方は、併用に十分に注意することが必要です。
臨床試験の結果によると、シメチジンを1日4回・5日間服用し、2日目にバレニクリン酒石酸塩を併用した場合、バレニクリン酒石酸塩単独での服用と比較して、全身曝露量が約29%増加し、服用後48時間までの腎クリアランスが約25%低下したと報告されています。
他の禁煙補助薬(ニコチンパッチなど)
バレニクリン酒石酸塩単独での服用に関しては、有効性および安全性が確認されています。
しかし、他の禁煙補助薬との併用については、有効性が十分に検討されていません。
特に、経皮吸収ニコチン製剤(ニコチンパッチ)と併用した場合、副作用の発現率が上昇することが認められています。
臨床試験では、主に嘔気、頭痛、嘔吐、浮動性めまい、消化不良などの症状が併用した際に多くみられました。
CYP1A2の基質となる薬剤
- テオフィリン
- ワルファリン
- インスリン など
バレニクリン酒石酸塩の服用に関わらず、禁煙による生理的な変化により、これらの薬剤の用量調整が必要になる場合があります。
禁煙によってCYP1A2酵素の活性が低下し、CYP1A2を介して代謝されるこれらの薬剤の血漿中濃度が上昇する可能性があります。
保管方法
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高温、多湿、直射日光を避けてください
医薬品は、光や温度、湿度など外的要因によって効能が落ちる可能性があります。
特に指示がない場合は、直射日光や高温を避けて、室温(1~30℃)で保管してください。
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冷所での保存は避けてください
特に冷所保存の指示がない場合、冷蔵庫で保管する必要はありません。
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子どもの手の届かないところに保管してください
子どもの誤飲を防ぐため、手の届かない高いところなどに保管してください。
また、子どもの目を引くようなお菓子の缶などで保管しないよう注意してください。
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期限の切れた薬剤は使用を控えてください
医薬品の使用期限は必ず守ってください。
使用期限が過ぎた医薬品は、効果が落ちてしまったり、思わぬ副作用が発生する場合があります。
服用前に使用期限を確認してからご使用ください。
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容器の入れ替えはお控えください
それぞれの医薬品に応じて包装に工夫がされていますので、シートから出したり、別の容器に移し替えて保管しないでください。
中身や使用方法がわからなくなってしまう場合があります。
誤用を防ぐためにも、元の容器のままご使用ください。
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医薬品以外のものと一緒に保管しないでください
食品などと一緒に保管すると、誤用してしまう恐れがあります。
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余った医薬品は、適切に処分してください
飲み残したものや期限が切れた医薬品は、処分してください。
処分方法に不安がある場合は、薬剤師に相談してください。
参考サイト
スモスト0.5mgは、添付文書のほか、先発医薬品のチャンピックスや以下の資料を参考に商品ページを作成しております。
添付文書(PDF):スモスト - センチュリオンラボラトリーズ
添付文書(PDF):チャンピックス - ファイザー株式会社
インタビューフォーム(PDF):チャンピックス - ファイザー株式会社
Effectiveness of stop-smoking medications:findings from the International Tobacco Control (ITC) Four Country Survey - PubMed
患者の皆様へ スティーブンス・ジョンソン症候群(PDF) - 厚生労働省
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患者の皆様へ 血管性浮腫(PDF) - 厚生労働省
禁煙の準備 - e-ヘルスネット(厚生労働省)