ドクターレッディースラボラトリーズの製薬会社画像
  • 英語表記
    Dr.Reddys Laboratories Ltd
  • 設立年月日
    1984年
  • 代表者
    Erez Venkateswa Israeli
  • インド
  • 所在地
    インド ハイデラバード
  • ホームページ

インド発のグローバル製薬企業、ドクターレッディースラボラトリーズの成長と展開

ドクターレッディースラボラトリーズは、1984年にインドのハイデラバードでKallam Anji Reddyによって設立されました。
同社は創業以来、急速な成長を遂げ、現在では世界60カ国以上で事業を展開する多国籍製薬企業へと発展しています。
ドクターレッディースは、革新的な医薬品の開発と手頃な価格の製品提供を通じて、世界中の患者の生活の質向上に貢献しています。

ドクターレッディースの成長戦略は、初期のインド国内市場での成功を基盤に段階的な国際展開を進めることにありました。
創業当初、同社はインド国内の製薬会社向けに原料供給を行っていましたが、その後、規制が比較的緩い新興国市場への輸出を開始しました。
この戦略により、同社は資金と経験を蓄積し、1990年代には規制が厳しい先進国市場への参入を目指すようになりました。

2002年には、アジア企業として初めてニューヨーク証券取引所に上場を果たし、国際的な知名度と信頼性を高めました。
同年、ドクターレッディースは英国のBMS Laboratories及びMeridian Healthcareを買収し、欧州市場への本格的な進出を果たしました。
さらに2006年には、ドイツ第4位のジェネリック医薬品メーカーであるBetapharm Arzneimittel GmbHを4億8000万ユーロで買収し、欧州市場でのプレゼンスを大幅に強化しました。

現在、ドクターレッディースは190以上の医薬品、60種類の原薬、診断キット、クリティカルケア製品、バイオテクノロジー製品を製造しています。
同社の主な治療分野は、消化器系、心血管系、疼痛管理、腫瘍学、抗感染症、小児科、皮膚科など多岐にわたります。
これらの分野において、ドクターレッディースは革新的で高品質な製品を提供し、世界中の患者に貢献しています。

ドクターレッディースの成功は、積極的なM&A戦略にも支えられています。
2006年のBetapharm Arzneimittel GmbHの買収は、その一例であり、これにより同社は欧州市場での競争力を大幅に高めました。
また、同社は新興国市場でのプレゼンスも拡大しており、アジア、アフリカ、南米などの地域での市場シェアを拡大しています。

ドクターレッディースは、インド発のグローバル製薬企業として確固たる地位を築き上げ、革新的で手頃な価格の医薬品を提供し続けています。
今後も同社は、さらなる成長と発展を目指し、世界中の患者のニーズに応え続けることを目指しています。

ジェネリック医薬品のリーディングカンパニー、ドクターレッディースの主力製品

ドクターレッディースラボラトリーズは、1984年にインド・ハイデラバードでKallam Anji Reddyによって設立されたグローバルな製薬企業です。
設立当初から、同社はインド国内市場での成功を基盤に、世界的なジェネリック医薬品市場でリーダーシップを発揮し、現在では60カ国以上で事業を展開しています。
特に、ジェネリック医薬品とバイオシミラーの分野での強みを持ち、手頃な価格で高品質な製品を世界中の患者に提供しています。

ドクターレッディースラボラトリーズのジェネリック医薬品ポートフォリオは非常に広範で、消化器系、心血管系、中枢神経系、疼痛管理、抗感染症、腫瘍学、小児科、皮膚科など、複数の治療分野をカバーしています。
190以上の医薬品が製造されており、これにより、様々な病状を抱える患者に多様な選択肢を提供しています。

同社の代表的な製品の一つに、デトルシトール・ジェネリックがあり、主に尿意切迫感、頻尿、切迫性尿失禁の治療に使用されます。
この薬剤は、1日1回2錠の服用という簡便な用法が特徴で、患者の治療アドヒアランスの向上に貢献しています。
また、ドクターレッディースラボラトリーズは、患者の経済的負担を軽減するため、特許が切れた医薬品のジェネリック版を迅速に市場に提供しています。

製造技術において、ドクターレッディースは厳格な品質管理システムを維持し、FDA認定の製造施設を所有しています。
これらの施設は、ISO 9001およびISO 14001といった国際的な認証を取得しており、製品の安全性と効果を確保するための厳密なプロセスが導入されています。
同社の製造施設は、規制の厳しい市場においても信頼性の高い医薬品を供給できる技術力を有しています。

さらに、ドクターレッディースはバイオシミラーの分野にも積極的に参入しています。
バイオシミラーは、バイオ医薬品の特許切れ後に開発される製品であり、これにより高額な治療費を抑え、患者の医療アクセスを向上させることが可能です。
特に、腫瘍学や自己免疫疾患の治療に使用されるバイオシミラー製品が注目されており、同社は新しい治療選択肢を世界中の患者に提供しています。

ドクターレッディースのジェネリック医薬品事業の成功は、同社の研究開発能力、製造技術、そして世界中の規制当局との強固な関係に基づいています。
同社は常に新しいジェネリック医薬品の開発に取り組み、特許が切れた薬に対して迅速に対応する能力を持っています。

ドクターレッディースラボラトリーズは、ジェネリック医薬品のリーダーとしての地位を確立し続け、世界中の患者に革新的で手頃な価格の治療オプションを提供しています。
このように、ドクターレッディースは、患者のニーズに応えることを最優先に考え、信頼性と革新性を兼ね備えた製品を世界中の市場に提供し続けています。

ドクターレッディースラボラトリーズの未来戦略

ドクターレッディースラボラトリーズは、1984年にインド・ハイデラバードで設立された国際的な製薬企業であり、その研究開発と革新は企業の成長戦略の中核に位置づけられています。
同社は、新薬開発と既存医薬品の改良に積極的に投資し、グローバル市場での競争力を強化しています。
特にジェネリック医薬品とバイオシミラーの分野での革新が顕著で、世界中の患者のニーズに応えるための新しい治療法の創出に取り組んでいます。

ドクターレッディースのR&D戦略は、以下の主要な分野に焦点を当てています。
まず、新薬開発において、慢性閉塞性肺疾患(COPD)や2型糖尿病など、世界的に重要な治療領域に注力しています。
たとえば、同社は英国のArgenta Discovery Ltd.との共同開発を通じてCOPD治療薬の開発を進めています。
さらに、2型糖尿病治療薬の共同開発も行っており、これらのプロジェクトは、新しい治療法の創出に向けた重要なステップとなっています。

加えて、既存の有効成分を新しい組み合わせで使用することで、より効果的な治療を提供する複合製剤の開発にも力を入れています。
こうしたアプローチは、特に複数の病態を持つ患者に対して、より効率的で安全な治療を可能にしています。

さらに、ドクターレッディースは製剤技術の革新にも注力しており、新しい薬物送達システムの開発や、より効率的で副作用の少ない剤形の開発を進めています。
これにより、患者の生活の質を向上させることを目指しています。

同社はまた、バイオシミラーの開発にも力を注いでいます。
バイオシミラーは、特許が切れたバイオ医薬品に代わる製品で、高価な治療法にアクセスしづらい患者に対して、より手頃な価格で同等の効果を提供するものです。
ドクターレッディースは、バイオシミラー市場の成長を見据え、さまざまなバイオシミラー製品を開発し、グローバル市場において重要な役割を果たしています。

デジタル技術の活用にも取り組んでおり、AIやビッグデータ解析などの技術を駆使して創薬プロセスを効率化し、患者ごとに最適化された治療法を提供することを目指しています。
これにより、創薬のスピードと成功率が向上し、患者に迅速かつ効果的な治療を提供できるようになっています。

ドクターレッディースのR&D活動は、インドをはじめ、アメリカ、ヨーロッパ、その他の地域に設置された研究施設で行われており、これらの施設では、世界最先端の技術を活用し、医薬品の開発が進められています。
同社は、グローバルなネットワークを活用し、各地の研究者や学術機関と協力しながら新薬の開発に取り組んでいます。

また、ドクターレッディースのR&D戦略において特徴的なのは、オープンイノベーションの活用です。
たとえば、デンマークのRheoscience A/Sと共同で2型糖尿病治療薬Balaglitazoneの開発を進めるなど、他の製薬企業や学術機関との協力を積極的に進めています。
これにより、研究の効率を高め、革新的な製品の市場投入を迅速に行うことが可能となっています。

さらに、ドクターレッディースは新興国市場における特有のニーズに応じた医薬品の開発にも取り組んでいます。
特に、熱帯病や感染症など、先進国では優先度が低いが、発展途上国では重大な疾患に対する治療薬の開発に力を入れています。

ドクターレッディースラボラトリーズの企業理念「Good Health Can't Wait」

ドクターレッディースラボラトリーズは、「Good Health Can't Wait」という企業理念を掲げ、世界中の人々の健康と福祉の向上を目指しています。
この理念は、同社の事業活動全体に深く根付いており、医薬品のアクセス向上や社会貢献活動の基盤となっています。

同社は、特に手頃な価格で高品質の医薬品を提供することに重点を置き、新興国や発展途上国の患者に対しても医療アクセスを拡大しています。
ドクターレッディースラボラトリーズは、ジェネリック医薬品やバイオシミラーを提供し、多くの患者が経済的な負担を軽減しながら治療を受けられるようサポートしています。
また、希少疾患や顧みられない熱帯病に対する治療薬の開発にも力を入れており、未充足の医療ニーズにも積極的に対応しています。

また、ドクターレッディースは、患者支援プログラムを通じて、患者が自身の病状を適切に管理できるようサポートしています。
こうしたプログラムは、服薬の遵守や副作用管理を支援し、患者の生活の質の向上に寄与しています。
加えて、医療従事者に対しても最新の治療法や医薬品に関する情報提供や教育プログラムを実施しており、医療サービスの質の向上にも貢献しています。

CSRを重視するドクターレッディースは、災害時の医療支援活動にも積極的に参加しています。
自然災害や人道危機が発生した際には、医薬品の迅速な供給や医療サービスの提供を行い、被災者の救援に尽力しています。
また、環境保護にも注力しており、持続可能な製造プロセスや環境負荷の低減に向けた取り組みを進めています。

同社の活動は、単なる慈善活動にとどまらず、長期的なビジョンに基づいた事業戦略の一環として位置づけられています。
たとえば、新興国市場での事業展開は、商業的な成功だけでなく、これらの地域における医療アクセスの向上という社会的責任を果たすための取り組みでもあります。

さらに、ドクターレッディースは国際機関やNGOと連携し、結核治療薬の供給を通じて世界中の結核患者を支援しています。
また、デジタル技術を活用して、遠隔地に住む患者にもテレメディスンやモバイルヘルスアプリケーションを通じて質の高い医療サービスを提供しています。
これにより、医療資源の少ない地域でも治療へのアクセスが向上しています。

ドクターレッディースラボラトリーズの商品

フィナックス1mgの商品画像
販売価格 1,880円~
1錠 28円~

フィナックス1mgとは フィナックス1mgは、AGA(男性型脱毛症)の進行を抑制する経口内服薬です。 有効成分はフィナステリドで、1日1回の服用が推奨されています。 フィナックス1mgは5α還元酵素II型を阻害することで、テストステロンからジヒドロテストステロン(DHT)への変換を抑制します。 DHTはAGAの主な原因物質であり、こ...

有効成分
フィナステリド
ミントップ5%の商品画像
販売価格 4,580円~
1gm 57円~

ミントップ5%とは ミントップ5%は男性型脱毛症(AGA)の治療に使用される外用薬で、有効成分ミノキシジル5% を含みます。 この薬は発毛を促し、育毛効果が期待されます。 元々高血圧治療薬として開発されたミノキシジルの副作用である多毛症を応用し、AGA治療専用として開発されました。 ミントップ5%は特に頭頂部や生え際の...

有効成分
ミノキシジル
フィナスト5mgの商品画像
販売価格 3,580円~
1錠 72円~

フィナスト5mgとは フィナスト5mgは、前立腺肥大症の治療に用いられる薬剤です。 有効成分であるフィナステリドを5mg含有しており、プロペシアのジェネリック医薬品として知られています。 日本国内の製薬会社である沢井製薬株式会社によって製造・販売されています。 フィナステリドは、5α還元酵素阻害薬に分類され、テス...

有効成分
フィナステリド
デュタス0.5mgの商品画像
販売価格 5,080円~
1錠 102円~

デュタス0.5mgとは デュタス0.5mgは、男性型脱毛症(AGA)および前立腺肥大症の治療に用いられる薬剤です。 有効成分であるデュタステリドを0.5mg含有しており、インドの製薬会社であるドクターレッディースラボラトリーズが製造しています。 作用機序 5α還元酵素阻害薬 デュタステリドは、テストステロンからジヒドロテス...

有効成分
デュタステリド

よくあるご質問(FAQ)

  • 質問:
    ドクターレディースラボラトリーズはどんな会社?
    回答:

    ドクターレディースラボラトリーズ(Dr.Reddy’s Laboratories Ltd)は、1984年にインドの科学者Anji Reddy(アンジ レディ)博士によって設立された製薬会社です。
    この会社は、ブランド薬やジェネリック医薬品の製造・販売を行っており、世界66ヵ国に拠点を持っています。また、24,000人以上の従業員が働いています。

  • 質問:
    ドクターレディーの配当はいくらですか?
    回答:

    ドクター・レディーズ・ラボラトリーズ(Dr.Reddy’s Laboratories Ltd)は米国で上場していて、配当は、1株当たり約75円(0.4792ドル)です。
    また、直近の配当利回りは約0.69%です。

  • 質問:
    なぜ薬がないのでしょうか?
    回答:

    薬は非常に重要なものであるため、製造量を調整して欠品がないようにしています。
    しかし、2020年には後発薬メーカーの小林化工を含むいくつかの医薬品メーカーで品質に関する問題が発生しました。
    その結果、業界全体で業務停止命令や改善指導が相次ぎました。
    このため、薬の製造が困難になり、供給不足が続くことになりました。

  • 質問:
    なぜ薬が供給不足になるのでしょうか?
    回答:

    病気の流行を正確に予測することは難しく、例えば新型コロナウイルスのように予想外の事態が発生することもあります。
    そのため、薬の需要を予測し、必要な分を備蓄する努力がされていますが、それでも薬が不足することがあります。
    薬の製造には、決まった成分を正確に配合し、安定して生産できる設備が必要です。
    さらに、製造を始めるには登録や認可が必要なため、新しい製造ラインをすぐに立ち上げることができず、供給が不足することがあります。

  • 質問:
    なぜ処方箋がないと薬はもらえないのか?
    回答:

    薬は病気やその症状を治療するために必要ですが、使用する際には副作用などのリスクも伴います。
    このリスクの大きさによって、薬は主に医療用医薬品と一般用医薬品にわけられます。
    医療用医薬品は効果が強い反面、副作用のリスクも大きいため、医師や薬剤師の管理のもとで正しく使う必要があります。
    そのため、これらの薬は処方箋が必要で、処方箋と引き換えに手に入れる仕組みになっています。

  • 質問:
    残薬は社会問題になっていますか?
    回答:

    薬剤費は日本の医療費の約20%を占めていますが、75歳以上の人たちだけでも、年間で500億円以上の残薬があると言われています。
    このため、残薬による医療費の増加が社会問題となっています。
    医療費が増えるだけでなく、本来飲むべき薬を飲まないことで治療効果が低下することや、不要な薬を誤って飲んでしまうリスクも問題です。

  • 質問:
    残薬は医師に伝えるべきですか?
    回答:

    残薬は医師に伝えるべきです。
    薬は治療のために必要な量が処方されるので、飲み切らないと治療効果が上がらないことがあります。
    そのため、残薬があることを医師が知ることで、正しい治療方針を決定するのに役立ちます。

  • 質問:
    薬剤師がなぜ薬について聞いてくるのですか?
    回答:

    薬剤師が薬について詳しく聞く理由は、処方された薬に間違いがないかを最終的に確認するためです。
    薬剤師は薬の専門家であり、どの薬がどの薬と一緒に飲むと問題があるかも知っています。
    患者が他の医療機関で処方された薬の情報を医師に伝えていないと、飲み合わせに問題がある薬が処方される可能性があるため、その確認を行っています。

  • 質問:
    薬局で残った薬はもらえますか?
    回答:

    薬局で取り扱う医療用医薬品は法律により以下の内容の記録をしておかなければいけないことになっています。
    ・品名
    ・数量
    ・販売日時
    ・購入者の氏名と連絡先(連絡先は努力義務)
    ・薬剤師の氏名
    ・情報提供を理解したかの確認
    これにより、薬の数量は厳密に管理されており、処方箋がない薬の提供はできません。

  • 質問:
    病院でもらった薬は薬局で一包化できますか?
    回答:

    一包化とは、複数の異なる薬を一回分ずつ個別に包装する方法です。
    これにより、特に複数の薬を定期的に服用している患者さんは、服用ミスを防ぐのに役立ちます。
    病院で処方された薬を一包化してもらうには、処方箋にその旨を記載してもらう必要があります。
    受診時に医師にその希望を伝えると良いでしょう。
    また、薬局によっては一包化サービスを提供しているところもありますので、詳しくは薬局で確認してみてください。

  • 質問:
    病院で余った薬はどうすればいいですか?
    回答:

    「薬の飲み残しについて」の調査では、50歳以上の患者さん全員が飲み残しを経験しており、約65%が期限切れなどで使えない薬を持っていることがわかりました。
    ご家庭に余った薬がある場合は、薬局に持って行くことをおすすめします。
    薬局では、余った薬を確認し、必要に応じて医師に連絡して処方日数の調整をしてもらえるため、薬代の節約にも繋がります。

  • 質問:
    薬の説明書は捨ててもいいですか?
    回答:

    OTC医薬品の説明書や外箱には、服用方法や副作用、保管方法など、薬を安全に使うための重要な情報が書かれています。
    これらの情報は、薬を使い切るまで確認できるように、すぐに捨てずに保管しておきましょう。
    特に、持病がある人や他の薬を服用している人、妊婦や授乳中の人は、使用前に必ず説明書を確認することが大切です。

  • 質問:
    置き薬は使ってなくてもいいの?
    回答:

    置き薬について「本当に使わなければお金を払わなくて良いのか」と心配になることもありますよね。
    全国配置薬協会によれば、置き薬を利用する際には、前金や保証金などの費用は一切必要ありません。
    実際に使った分の薬代だけが請求されるため、使わなければ請求はありません。
    安心して利用できます。

  • 質問:
    薬は何年くらい持つ?
    回答:

    薬にも安全に使える使用期限があり、未開封の場合は一般的に約3~5年持ちます。
    ドラッグストアやインターネットで購入できる一般用医薬品には、外箱に使用期限が記載されています。
    一方、処方薬はシートで渡されることが多く、外箱がないため使用期限は書かれていませんが、処方された日数で使い切ることが前提です。

  • 質問:
    病院でもらった薬は何年もつ?
    回答:

    すべての医薬品には効果を保つための使用期限がありますが、病院でもらう薬には使用期限の記載がありません。
    薬の期限は種類や保管状況によって異なります。
    病院でもらった薬は正しく服用していれば期限を超えることはありませんが、もし飲み忘れや余った薬があれば、薬局で相談しましょう。

  • 質問:
    薬は冷蔵庫に保管してもいいですか?
    回答:

    ほとんどの薬は、直射日光を避け、しっかり密閉して室温で保管するのが基本です。
    しかし、「冷所保管」が指示された薬や坐薬、液体薬などは、乾燥した、光の当たらない、涼しい場所で保管する必要があります。
    このため、冷蔵庫が適している場合もありますが、冷蔵庫内でも密閉して保管することが大切です。

  • 質問:
    薬局以外でオンライン服薬指導はできますか?
    回答:

    厚生労働省は2022年に医薬品医療機器など法(薬機法)施行規則を一部改正して薬局以外の場所でも薬剤師がオンライン服薬指導を行えるようになりました。以前はオンライン服薬指導は、調剤を行った薬局のみとされていましたが、薬局に所属し調剤に従事する薬剤師と相互に連絡を取ることができる場所であれば、薬局以外でも実施できるようになりました。場所の条件として、患者のプライバシーが守られることや騒音による音声の聞き取りリスクがないこと、薬局の従業員以外の第三者が容易に入れない空間であることが挙げられています。

  • 質問:
    オンラインで服薬指導は受けられますか?
    回答:

    オンラインで服薬指導は受けられます。以前の服薬指導は対面が原則であったのですが、2019年に改正された薬機法により可能になりました。
    薬剤師の判断により、初回からでもオンライン服薬指導が可能になっています。
    オンライン診療に関しては以下のルールがあります。
    ①初診でのオンライン診療では、麻薬や向精神薬などの安全管理が必要な薬品は処方しないこと
    ②基礎疾患などの情報が把握できていない患者さんに対しては、8日分以上の薬を処方しないこと

  • 質問:
    処方箋なしで買える薬はなんて呼ばれますか?
    回答:

    処方箋がいらない医薬品には、OTC医薬品とも呼ばれ、ドラッグストアやインターネットで購入できる一般用医薬品というものと、「医療用医薬品に準じたカテゴリーの医薬品」である要指導医薬品というものがあります。

  • 質問:
    オンライン服薬指導は電話のみでもいいですか?
    回答:

    オンライン服薬指導は電話のみではできません。
    より安全で効果的な薬の使用のため、コロナ渦での緊急避難措置期間(0401対応)を除き、オンライン服薬指導は、映像と音声両方を使用しなければなりません。