• カナ
    エソメプラゾール
  • 英語名
    Esomeprazole
  • 化学式
    C17H19N3O3S
  • 分子量
    345.417 g/mol

エソメプラゾールの働きと適応症

エソメプラゾールは、胃酸の分泌を抑制するプロトンポンプ阻害薬(PPI)の一種です。
胃食道逆流症(GERD)、消化性潰瘍、ゾリンジャー・エリソン症候群の治療に用いられる薬剤です。
エソメプラゾールはオメプラゾールの光学異性体であり、より効果的に胃酸分泌を抑制する能力を持っています。

適応症について簡単に説明しておきます。

  • 胃食道逆流症(GERD)
    胃酸が食道に逆流することで起こる胸やけや呑酸などの症状を軽減します。

  • 消化性潰瘍
    胃や十二指腸の潰瘍の治療や予防に使用します。

  • ゾリンジャー・エリソン症候群
    胃酸の過剰分泌を引き起こす稀な疾患の治療にも用いられます。

エソメプラゾールは、胃の壁細胞にあるプロトンポンプ(水素イオンポンプ)を阻害することで作用します。
プロトンポンプは胃酸の最終的な生成を担う酵素で、これを阻害することで胃酸の分泌が大幅に減少します。
エソメプラゾールは、活性化されて初めてプロトンポンプを阻害する形になるため、胃の中で特異的に作用し、他の組織への影響を最小限に抑えます。

エソメプラゾールは通常、カプセルまたは腸溶錠の形で処方され、一般的な用法は1日1回の服用です。
ただし、医師の指示によっては1日2回の服用が必要な場合もあります。

カプセルや錠剤は、水と一緒に丸ごと飲み込む必要があります。
噛んだり砕いたりすると、薬剤が胃で分解されてしまい、効果が減少してしまうことがあるからです。

エソメプラゾール服用時の注意点

エソメプラゾールは一般的に安全性の高い薬剤ですが、いくつかの注意点があります。

まず、長期間の使用により、骨折のリスクが若干増加する可能性が報告されています。
特に高齢者や骨粗鬆症のリスクがある方は、定期的な骨密度検査が勧められる場合があります。

また、胃酸の減少により、ビタミンB12の吸収が低下する可能性があります。
長期使用の場合は、ビタミンB12のモニタリングが必要な場合があります。

一般的な副作用として、頭痛、下痢、吐き気、腹痛などがあります。
これらの症状が持続したり、悪化したりする場合は医師に相談してください。

エソメプラゾールは、適切に使用すれば胃酸関連疾患の症状改善に非常に効果的な薬剤です。
しかし、長期使用や他の健康状態との関連性については、まだ研究が続けられている部分もあります。
また、生活習慣の改善(食事の工夫、体重管理、禁煙など)と組み合わせることで、より効果的な治療が期待できます。

エソメプラゾールを含有する医薬品

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有効成分
エソメプラゾール
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販売価格 3,680円~
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ネキシウム40mgとは ネキシウム40mgは、エソメプラゾールを有効成分とするプロトンポンプ阻害薬(PPI)です。 胃酸の過剰分泌を抑制することで、様々な胃腸疾患の治療に用いられます。 オメプラゾールの光学異性体の一つで、より強力な胃酸分泌抑制作用を持つことが特徴です。 40mg錠は、通常の20mg錠よりも高用量であり、よ...

有効成分
エソメプラゾール
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ネキシウム20mg(28錠)とは ネキシウム20mgは、エソメプラゾールを有効成分とするプロトンポンプ阻害薬(PPI) で、胃酸分泌を抑制する作用があります。 この薬剤は、胃腸の多様な疾患に用いられ、症状の緩和と治癒をサポートします。 有効成分のエソメプラゾールは、オメプラゾールの光学異性体であり、より強力かつ持続的な...

有効成分
エソメプラゾール

よくあるご質問(FAQ)

  • 質問:
    エソメプラゾールはどのような薬ですか?
    回答:

    エソメプラゾールは、プロトンポンプ阻害薬(PPI)と呼ばれる胃酸分泌抑制薬の一種です。
    胃の壁細胞にあるプロトンポンプを阻害することで、胃酸の分泌を強力に抑制します。
    主に胃潰瘍、十二指腸潰瘍、逆流性食道炎、非びらん性胃食道逆流症、ヘリコバクター・ピロリの除菌補助などの治療に使用されます。
    オメプラゾールの光学異性体の一つで、より効果的に胃酸分泌を抑制する特徴があります。
    また、長時間作用型のPPIであり、1日1回の服用で24時間にわたり安定した効果を発揮します。
    エソメプラゾールは、他のPPIと比較してより速やかに効果を発現し、胃酸分泌を持続的に抑制することができるため、重症の逆流性食道炎や難治性の胃食道逆流症の治療に特に有効とされています。

  • 質問:
    エソメプラゾールの効果は何ですか?
    回答:

    エソメプラゾールは、プロトンポンプ阻害薬として、胃酸の分泌を抑えることで胃や食道の問題を治療します。
    具体的には、胃酸逆流症、消化性潰瘍、ヘリコバクター・ピロリ感染による潰瘍、NSAID使用に伴う胃潰瘍の予防に効果があります。
    エソメプラゾールは、胃酸の分泌を抑えることで、胸焼け、嚥下困難、持続的な咳などの症状を軽減し、胃や食道の酸による損傷を治癒させるのに役立ちます。
    通常、20mg~40mgの用量で処方され、1日1回、食前に服用します。
    長期間使用する場合は、骨折リスクやビタミンB12欠乏症のリスクがあるため、医師の指導のもとで使用するようにしましょう。

  • 質問:
    エソメプラゾールの副作用はありますか?
    回答:

    エソメプラゾールは一般的に安全性の高い薬剤ですが、副作用としては、頭痛、めまい、下痢、便秘、腹痛、吐き気などの消化器症状、発疹、かゆみなどの皮膚反応、軽度の肝機能異常が挙げられます。
    長期間使用している場合は、ビタミンB12吸収低下、骨折リスクの増加、腸内細菌叢の変化による感染症リスクの増加なども報告されています。
    まれにスティーブンス・ジョンソン症候群など重篤な皮膚反応が起こることもあります。
    これらの副作用の多くは軽度で一時的なものですが、長期使用の場合は定期的な検査や経過観察が必要です。

  • 質問:
    エソメプラゾールは胃酸逆流の治療に使われますか?
    回答:

    エソメプラゾールは胃酸逆流の治療に広く使用されています。
    特に逆流性食道炎や非びらん性胃食道逆流症の治療に効果的です。
    胃酸の分泌を強力に抑制することで、食道への胃酸の逆流を減少させ、症状の改善や粘膜の修復を促進します。
    エソメプラゾールは24時間にわたり安定した胃酸抑制効果を示し、特に夜間の胃酸分泌抑制効果が高いことが特徴です。
    これにより、夜間の胸焼けや咳などの就寝時の胃酸逆流による症状を効果的に軽減します。
    通常、4~8週間の治療期間で症状の改善が見られますが、重症度や個人差によって治療期間は異なります。

  • 質問:
    エソメプラゾールを服用する際の注意点は何ですか?
    回答:

    エソメプラゾールを服用する際の注意点は、まず、エソメプラゾールは食事の前に服用し、通常は1日1回、20mgを服用する点です。
    服用期間は疾患によって異なり、胃潰瘍や十二指腸潰瘍の場合は6~8週間が一般的です。
    また、長期服用は骨折や腎機能低下のリスクを増加させる可能性があるため、医師の指導の下で慎重に行う必要があります。
    他の薬剤との相互作用もあるため、服用中の他の薬についても医師に報告することが重要です。
    また、服用を突然中止すると症状が悪化することがあるため、医師の指示に従い、徐々に減量することが推奨されています。

  • 質問:
    エソメプラゾールの服用方法はどのようにすれば良いですか?
    回答:

    エソメプラゾールの服用方法は、通常、成人の場合は1日1回20mgを服用することが一般的です。
    症状や疾患の重症度によっては40mgに増量することもあります。
    また、食事の影響を受けにくいため、食前でも食後でも服用可能です。
    ただし、毎日同じタイミングで服用することが推奨されています。
    噛んだり砕いたりせずに水またはぬるま湯で服用してください。
    また、服用を忘れた場合、気づいた時にすぐに服用してください。

  • 質問:
    エソメプラゾールの適切な服用時間はいつですか?
    回答:

    エソメプラゾールの適切な服用時間は、一般的には1日1回の服用で、朝食前または夕食前に服用することが多いですが、個々の患者さんの症状や生活リズムに合わせて時間を決めることができます。
    エソメプラゾールは食事の影響を受けにくいため、食前でも食後でも効果に大きな差はありませんが、毎日同じタイミングで服用することが推奨されています。
    特に夜間の症状が強い患者さんでは、就寝前の服用が効果的な場合もあります。
    また、朝の服用が推奨される理由として、朝食前に服用することで1日を通じて安定した胃酸抑制効果が得られやすいことが挙げられます。

  • 質問:
    エソメプラゾールは胃潰瘍の治療に効果がありますか?
    回答:

    エソメプラゾールは胃潰瘍の治療に非常に効果的です。
    胃酸の分泌を強力に抑制することで、胃粘膜の修復を促進し、潰瘍の治癒を助けるためです。
    通常、4~8週間の治療期間で多くの胃潰瘍患者に効果が見られます。
    エソメプラゾールは他のプロトンポンプ阻害薬と比較して、より速やかに効果を発現し、24時間にわたり安定した胃酸抑制効果を示すため、重症の胃潰瘍や難治性の症例にも有効です。
    また、非ステロイド性抗炎症薬による胃潰瘍の予防にも使用されます。
    ヘリコバクター・ピロリ菌陽性の胃潰瘍患者では、抗生物質との併用療法の一部としても使用されます。

  • 質問:
    エソメプラゾール何日飲めばいいですか?
    回答:

    エソメプラゾールの服用期間は、一般的に、逆流性食道炎の初期治療では4~8週間の服用が推奨されています。
    胃潰瘍や十二指腸潰瘍の場合も通常4~8週間の服用期間が設定されますが、重症例ではさらに長期の治療が必要となることもあります。
    また、非びらん性胃食道逆流症の場合は、約4週間の服用で症状の改善が見られることが多いです。
    ヘリコバクター・ピロリの除菌療法の一環として使用する場合は、通常1~2週間の服用期間となります。
    症状が改善した後も、再発予防のために維持療法として長期間服用を継続することがあります。

  • 質問:
    エソメプラゾールはジェネリックですか?
    回答:

    エソメプラゾールは元々、アストラゼネカ社が開発した先発医薬品で、商品名「ネキシウム」として販売されていました。
    しかし、特許期間の満了後、現在では多くのジェネリック医薬品が製造・販売されています。
    つまり、エソメプラゾールという成分自体はジェネリックではありませんが、エソメプラゾールを含むジェネリック医薬品が存在します。
    これらのジェネリック医薬品は、先発医薬品と同じ有効成分、同じ効能・効果を持ちますが、価格が安いのが特徴です。
    日本国内では「エソメプラゾールマグネシウム水和物」という一般名で多くのジェネリック医薬品が販売されています。

  • 質問:
    エソメプラゾールは1日何回服用しますか?
    回答:

    エソメプラゾールは通常、1日1回の服用で十分な効果が得られます。
    これは、エソメプラゾールが長時間作用型のプロトンポンプ阻害薬であり、24時間にわたって安定した胃酸抑制効果を示すためです。
    成人の場合、1日1回20mgを服用するのが一般的とされています。
    ただし、症状の重症度や治療対象となる疾患によっては、1日1回40mgに増量されることもあります。
    例えば、重症の逆流性食道炎や難治性の胃食道逆流症の場合などです。
    また、ヘリコバクター・ピロリの除菌療法の一環として使用する場合は、1日2回の服用が指示されることがあります。

  • 質問:
    エソメプラゾールとロキソニンを併用するとどうなりますか?
    回答:

    エソメプラゾールとロキソニンを併用することで、ロキソニンの消炎鎮痛効果を維持しながら、胃腸への悪影響を最小限に抑えることができます。
    そのため、ロキソニンの長期使用や胃腸障害のリスクが高い患者さんに対して、エソメプラゾールが併用されることがあります。
    ただし、両薬剤の相互作用により、ロキソニンの血中濃度が若干上昇する可能性があるため、注意深い経過観察が必要です。
    また、長期併用による骨折リスクの増加などの潜在的な危険性についても考慮する必要があります。

  • 質問:
    エチゾラムと飲み合わせてはいけない薬はありますか?
    回答:

    エチゾラムは抗不安薬・睡眠薬として使用されるベンゾジアゼピン系薬剤であり、以下の薬剤との相互作用に注意が必要です。
    他の睡眠薬、抗精神病薬、抗うつ薬、抗ヒスタミン薬などの中枢神経抑制作用を持つ薬剤との併用は、中枢神経抑制作用が相乗的に増強される可能性があるため注意が必要です。
    アルコールとの併用も同様の理由で避けるべきです。
    また、CYP3A4阻害薬との併用はエチゾラムの血中濃度を上昇させる可能性があります。
    オピオイド系鎮痛薬との併用は呼吸抑制のリスクを高める可能性があるため、こちらも注意が必要です。

  • 質問:
    エソメプラゾールはいくらくらいしますか?
    回答:

    エソメプラゾールの日本国内での薬価は、2024年6月現在、20mgカプセル1錠あたり約41.80円です。
    ジェネリック薬品はこの価格で提供されています。
    一方、先発薬であるネキシウムカプセル20mgは1錠あたり約69.70円です。
    エソメプラゾールは胃酸分泌抑制薬として使用され、胃潰瘍や逆流性食道炎などの治療に用いられます。
    これらは保険適用時の薬価であり、実際の自己負担額は保険の適用状況や処方内容によって異なります。

  • 質問:
    エソメプラゾール10mgの副作用は何ですか?
    回答:

    エソメプラゾール10mgの副作用は、一般的に20mgと同様ですが、低用量であるため副作用の発現率が軽減される可能性があります。
    主な副作用としては、頭痛、めまい、吐き気、腹痛、下痢、便秘などの消化器症状が比較的よく見られます。
    また、発疹、かゆみなどの皮膚反応や軽度の肝機能異常が報告されています。
    長期使用による副作用としては、ビタミンB12吸収低下、骨折リスクの増加、腸内細菌叢の変化による感染症リスクの増加があります。
    まれに重篤な副作用として、間質性肺炎、横紋筋融解症、急性腎障害などが報告されていますが、10mgの低用量ではこのリスクは比較的低いと考えられます。

  • 質問:
    エソメプラゾールは胃痛に効く薬ですか?
    回答:

    エソメプラゾールは直接的に胃痛を和らげる鎮痛薬ではありませんが、胃酸の分泌を抑制することで間接的に胃痛を軽減する効果があります。
    胃痛の多くは胃酸による胃粘膜の刺激や炎症、潰瘍などが原因で起こります。
    エソメプラゾールは強力な胃酸分泌抑制作用により、これらの原因を改善し、結果として胃痛を軽減します。
    特に、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、逆流性食道炎などによる胃痛に効果的です。
    また、非びらん性胃食道逆流症による胸やけや上腹部痛の改善にも有効です。
    ただし、すべての胃痛にエソメプラゾールが効果的というわけではありません。

  • 質問:
    エソメプラゾールはどのくらいの期間飲みますか?
    回答:

    エソメプラゾールの服用期間の一般的な目安は、逆流性食道炎の初期治療では通常4?8週間の服用が推奨されています。
    症状が改善しない場合は、さらに4?8週間の延長が考慮されます。
    胃潰瘍や十二指腸潰瘍の治療では、通常4?8週間の服用期間が設定されますが、重症例ではより長期の治療が必要となることがあります。
    非びらん性胃食道逆流症の場合は、約4週間の服用で症状の改善が見られることが多いです。
    ヘリコバクター・ピロリの除菌療法の一環として使用する場合は、通常1?2週間の服用期間となります。

  • 質問:
    エソメプラゾールの薬価はいくらですか?
    回答:

    エソメプラゾールの薬価は、2021年4月時点の日本国内の薬価基準に基づくと、先発薬であるネキシウムカプセル10mgの薬価は1カプセルあたり約40.6円、20mgは約69.7円とされています。
    ネキシウム懸濁用顆粒分包10mgは1包あたり約52.6円、20mgは約93.9円です。
    一方、ジェネリック医薬品の場合、エソメプラゾールマグネシウム水和物錠10mgの薬価は1カプセルあたり約24円、20mgは約41.8円です。
    ただし、これらの薬価は保険診療における公定価格であり、実際の患者負担額は保険の種類や負担割合によって異なります。

  • 質問:
    エソメプラゾールとネキシウムの違いは何ですか?
    回答:

    エソメプラゾールとネキシウムの違いは本質的にはありません。
    エソメプラゾールはネキシウムの有効成分であり、ネキシウムはエソメプラゾールを商品名として販売しています。
    両者はプロトンポンプ阻害薬(PPI)で、胃酸の分泌を抑制し、胃食道逆流症(GERD)、胃潰瘍、十二指腸潰瘍などの治療に使用されます。
    ネキシウムは通常、エソメプラゾールマグネシウム水和物として販売され、カプセルや粉末の形で提供されます。
    両者の効果や作用機序は同じですが、ネキシウムというブランド名の方が一般的に知られています。
    また、ジェネリックのエソメプラゾールはネキシウムよりも低価格で提供されることが多いです。

  • 質問:
    エソメプラゾールの服用を忘れた場合、どうすれば良いですか?
    回答:

    エソメプラゾールの服用を忘れた場合は、気づいた時にすぐに服用してください。
    ただし、次の服用時間が近い場合は、忘れた分は飛ばして、次の通常の服用時間に1回分を服用してください。
    決して2回分を一度に服用しないことに注意しましょう。
    これは過剰摂取による副作用のリスクを避けるためです。
    エソメプラゾールは24時間持続する効果があるため、1回くらい飛ばしても大きな問題にはならないことが多いですが、継続的に服用し忘れると症状が再燃する可能性があります。