「ダポキセチン配合のバイアグラってどんな薬？」
「ダポキセチン配合バイアグラはどこで売っているの？」
このような疑問を持っている人は少なくないのではないでしょうか。

本記事では、ダポキセチン配合バイアグラの効果やメカニズムについて徹底解説。
実際に使っているユーザーの口コミも紹介します。
副作用や併用禁忌薬、購入できるところについても解説しており、EDと早漏に悩んでいる男性にとって必見の内容です。

ぜひ最後までご覧ください。

ダポキセチン配合バイアグラには2つの効果がある

ダポキセチン配合のバイアグラは、ED治療薬である「バイアグラ」と早漏治療薬である「ダポキセチン」が組み合わさった薬剤です。

1回の服用で2つの効果を得られるため、薬剤を飲む手間を減らせます。
EDと早漏の両方に悩んでいる男性は少なくありません。

ダポキセチン配合のバイアグラならいずれの問題にも対処できるため、パートナーとの性行為に対する自信を高められるでしょう。

バイアグラの働き

バイアグラとダポキセチンは、それぞれ体内で作用するメカニズムが異なります。
まずは、ED治療薬であるバイアグラの働きから見ていきましょう。

そもそもEDとは？

EDとは、満足な性行為を行うために十分な勃起が得られない、もしくは維持できない状態が持続することを指します。

日本臨床内科医会が2016年10月に報告しているデータによると、日本でのED患者は約1130万人です。
EDの原因は心理的な要因と身体的な要因に分類されますが、これらの要因が合わさった混合性EDがほとんどです。

心理的な要因としては、性行為に関する不安やパートナーとのトラブルなどが挙げられます。
身体的な要因として、代表的なものは以下の4つです。

• 神経性…勃起に関わる脳・脊髄・末端部の神経に障害がある
• 血管性…血液が陰茎に流入しない、または陰茎から血液が流出する
• 陰茎性…陰茎の形状が異常である
• 内分泌(ホルモン)性…ホルモンを放出する様々な臓器に障害がある

EDを起こしやすくするいくつかの危険因子も判明しています。
代表的なものは以下の通りです。

• 加齢
• 肥満/運動不足
• 喫煙
• 糖尿病
• 心血管疾患/高血圧

複数の危険因子がある中で、運動不足や喫煙は日々の生活で改善可能です。
EDに悩んでいる男性は意識してみてください。

勃起のメカニズム

勃起のメカニズムを理解するうえで、重要な物質が「cGMP」と「PDE5」です。
これらの作用により勃起が生じています。

何らかの性的な興奮が生じるとcGMPが増加します。
陰茎には「ラセン動脈」という血管が流れており、cGMPの働きはラセン動脈の拡張です。
ラセン動脈が拡張されると血管内を流れる血流が増加し、陰茎の正常な勃起に繋がります。

PDE5にはcGMPを分解する働きがありますが、正常時にはcGMPの産生量がPDE5による分解量を上回るため、勃起が持続するのです。

一方、多くのED患者ではcGMPの産生量が低下しており、PDE5による分解量が産生量を上回っています。
そのため、ラセン動脈が拡張されず血管内を流れる血流が増加しないため、正常な勃起が起こらないのです。

バイアグラが作用するメカニズム

バイアグラの基本的な作用は陰茎に存在するPDE5の阻害です。
PDE5の働きが抑制されるとcGMPがあまり分解されなくなるため、cGMPの産生量が少ない状態でも効果を発揮できます。

その結果、EDでない男性と同様にラセン動脈が拡張して血管内を流れる血流が増加し、正常な勃起とその維持が可能になるのです。

ただし、全てのED患者に対してバイアグラが効果を発揮するわけではありません。
EDを生じさせている原因によっては、バイアグラを服用しても効果がない可能性があります。

このようなケースでの治療法は、「PGE1海綿体注射」や「陰圧式勃起補助具」などの局所療法です。
EDの原因が心理的な要因である場合は、カウンセリングや心理療法なども行われます。

ダポキセチンの働き

続いて、早漏治療薬であるダポキセチンの働きを見ていきましょう。

早漏のメカニズム

早漏とは、「ほぼ毎回、挿入前あるいは挿入後1分以内に射精してしまうこと」と定義されています。
早漏のメカニズムを理解するうえで重要な物質が、私たちの身体にとって欠かせないホルモンである「ノルアドレナリン」です。

私たちは強いストレスや緊張を感じるとノルアドレナリンの濃度が上昇します。
ノルアドレナリンの濃度が高い状態では、射精が起こりやすくなります。
すなわち、強いストレスや緊張といった心理的な要因が、早漏の大きな原因であると言えるのです。

ダポキセチンが作用するメカニズム

早漏の原因となっているノルアドレナリンの働きを抑えているのが、「セロトニン」という物質です。
セロトニンの量が増加すると、不安・緊張・興奮を抑制して早漏を改善する効果が期待できます。
ここからは、どのようにしてダポキセチンがセロトニンを増やしているのかを見ていきましょう。

私たちの体内には、数え切れないほどの神経が張り巡らされています。
神経は「ニューロン」という細胞から構成されており、ニューロン同士の間で情報伝達するために様々な物質が使われています。

セロトニンもそのうちの一つです。

ここで、ニューロンA(以下A)からニューロンB(以下B)に情報伝達する場合を想像してみましょう。
「不安・緊張・興奮を抑制する」という情報を伝達する場合、AからBに向けてセロトニンが放出されます。
通常ではこの時、放出されたセロトニンの一部は再びAに戻ってくるのです。

しかし、ダポキセチンにはセロトニンがAに戻ってくるのを阻害する効果があります。
Aに戻れなくなって行き場を失ったセロトニンは、AとBの間に留まり続けます。
その結果、Bに供給されるセロトニンの量が増加し、早漏の改善に繋がるのです。

ダポキセチン配合バイアグラの効果に関する口コミ

ダポキセチン配合バイアグラの効果に関する口コミを紹介します。
飲んでからどのくらいで効果が出るかなど、実際に使ってみた人の声を見ていきましょう。

効き目と持続力は凄い物がある。烈しくプレーしてもまだまだ射精しない。クタクタになったところでやっとフィニッシュ。効き目がある。その分副作用もきつい。性交後頭が痛い。分量を間違えると大変。半分でも多いくらい。

初めて購入したしましたが、硬さは抜群です!副作用は調整すれば良いかなと思います!またリピートしようかなと考えてます。結構オススメできる商品だと思います。

副作用の頭痛や鼻詰まり少なかったです。硬くなりすぎって位に硬くなりますので注意が必要です!彼女は喜んで上から腰を振ってました笑

使い始めて30回くらいですが効き目は抜群です!ただ食事の影響を受けてしまうので食事の30分前くらいに飲むのがいいと思います。あと副作用もほてりだけの時とちょっと下痢気味になる時がありますがおすすめです。

以上のように、高い効果を実感している口コミが数多く見られました。
EDや早漏に悩んでいる男性にとって、ダポキセチン配合のバイアグラは大きな味方となるでしょう。

一方で、副作用の強さを心配している口コミもありました。
健康に被害が及ぶ可能性も否定できないため、最初は少量から開始するようにしてください。

ダポキセチン配合バイアグラの副作用

ダポキセチン配合のバイアグラにはいくつかの副作用が報告されています。
代表的な副作用は、頭痛やめまい、倦怠感、のどの渇きなどの症状です。
吐き気や下痢、嘔吐、便秘などの消化器症状が、副作用として現れる人も少なくありません。

稀ではあるものの、セロトニンの濃度が高くなり過ぎると起こる「セロトニン症候群」にも注意が必要です。
セロトニン症候群では、高熱や頻脈、発汗、ふるえ、興奮などの症状が引き起こされ、重篤なケースでは生命を脅かす恐れがあります。

ダポキセチン配合バイアグラと併用してはいけない薬

ダポキセチン配合のバイアグラは、「CYP3A4阻害薬」という薬剤と併用してはいけません。
「CYP3A4」とは、体内で様々な物質の代謝を行っている酵素であり、ダポキセチンの代謝にも関わっています。

そんなCYP3A4を阻害すると、ダポキセチンが十分に代謝されないため、副作用が強く出る恐れがあるのです。
そのため、CYP3A4阻害薬はダポキセチン配合のバイアグラと併用禁忌になっています。

代表的なCYP3A4阻害薬は以下の通りです。

• テリスロマイシン(抗菌薬)
• ケトコナゾール(抗真菌薬)
• リトナビル(抗HIV薬)

CYP3A4阻害薬以外にも、併用する際には注意が必要な薬剤はいくつか存在します。
現在何らかの薬剤を服用している人は、ダポキセチン配合バイアグラを飲む前に一度医師に相談しましょう。

ダポキセチン配合バイアグラは通販サイトで購入できる

ダポキセチン配合のバイアグラは通販サイトで購入可能です。

医療機関で処方してもらったり、薬局やドラッグストアで購入したりしようと考えている男性もいるかもしれませんが、日本国内ではダポキセチンが認可されていない(2024年7月時点)ため、通販サイト以外の方法で手に入れるのは難しいでしょう。

なお、一部のクリニックではダポキセチンを取り扱っていますが、通販サイトの方が値段を抑えられる傾向にあります。

ダポキセチン配合バイアグラに関するQ＆A

ダポキセチン配合のバイアグラに関するQ＆Aをまとめました。
気になる疑問をここで解消しましょう。

Q.ダポキセチン配合バイアグラはいつから保険適用になる？

ダポキセチンが国内で承認されていないため、保険適用の見通しは立っていないと言えるでしょう。

Q.ダポキセチン配合バイアグラのようなED治療薬は違法なの？

ダポキセチン配合バイアグラは国内承認されていませんが、違法というわけではありません。

ただし、市場に出回っている製品の中には危険性の高い偽造薬も存在します。
あくまでも自己責任であることを理解したうえで、購入する際は信頼できるサイトを選びましょう。
心配な方は、ED治療を専門としている医師に相談してみるのも一つの手です。

まとめ：ダポキセチン配合バイアグラでEDと早漏に対処しよう

ダポキセチン配合バイアグラにはEDと早漏に対処する効果があります。
パートナーとの性行為に悩んでいる男性にとって、心強い味方となってくれるでしょう。

高い効果を期待できる一方で、ダポキセチン配合バイアグラには副作用や併用禁忌薬も存在します。
リスクもきちんと理解したうえで適切に使用しましょう。