ニキビは、思春期から大人に至るまで多くの人にとって悩みの種です。
ニキビを予防・治療するために色々な方法がありますが、その中でもサプリメントはとても人気があります。
ドラックストアやオンラインで購入できる手軽さはメリットではないでしょうか。
この記事では、ニキビ予防サプリについて、おすすめ製品も含めて解説していきます。
ぜひ、参考にしてみてください。
ニキビ予防サプリとは
ニキビ予防サプリは、ニキビの原因となる肌の炎症や皮脂の過剰分泌を抑えるために重要な役割を果たします。
特にビタミンやミネラルが豊富なサプリメントは、肌の健康を内側からサポートしてくれます。
ニキビ予防サプリに含まれているのは、ビタミンAやビタミンB群、ビタミンC、ビタミンE、亜鉛、セレンなどです。
これらの成分は、肌のターンオーバーを促進し、抗炎症作用を持ち、皮脂の分泌をコントロールする効果があります。
市販のニキビに効くサプリの選び方
ニキビ予防サプリを選ぶ際には、いくつかのポイントに注意しましょう。
以下の点を考慮して、自分に最適なサプリメントを選んでください。
成分を確認する
ニキビ予防に有効な成分として、ビタミンAやビタミンB群、ビタミンC、ビタミンE、亜鉛、セレンなどが含まれていることを確認しましょう。
これらの成分は肌の健康を総合的にサポートしてくれるので、ニキビの予防と治療に役立ちます。
吸収率が高い製品を選ぶ
サプリメントの効果を最大限に引き出すためには、体内での吸収率が高い製品を選ぶことが重要です。
リポソーム化ビタミンCやキレート化亜鉛など、吸収率が高い形態の成分を含むサプリメントを選びましょう。
無添加・天然成分の製品を選ぶ
添加物や人工的な成分が含まれていない、無添加・天然成分のサプリメントを選ぶことも大切です。
肌に優しく、アレルギー反応のリスクを減らすためにも、自然由来の成分を使用した製品を選ぶと良いでしょう。
おすすめのニキビサプリ
では、ここからはニキビ予防や治療に良いおすすめのサプリを紹介します。
これらのサプリはドラッグストアやオンラインで購入でき、手軽に入手できます。
大塚製薬 ネイチャーメイド スーパーマルチビタミン&ミネラル 120粒 120日分
こちらは、大人ニキビにも効くビタミンサプリです。
大人ニキビは、ストレスやホルモンバランスの乱れ、生活習慣の影響でできてしまいます。
大人ニキビに効果的なサプリは、ビタミンB群やビタミンC、亜鉛、セレンなどが含まれているものです。
大塚製薬のこちらのサプリは、1日1粒で12種類のビタミンを簡単に補給できるのでお手軽です。
また、8種のビタミンB群とビタミンA・ビタミンC・ビタミンD・ビタミンEも含まれています。
ディアナチュラ ビタミンC・亜鉛・乳酸菌・ビタミンB2・ビタミンB6 120粒 (60日分)
こちらは、高校生向けでもある思春期ニキビにも効くサプリです。
思春期ニキビはホルモンバランスの変化によって引き起こされることが多く、皮脂の分泌が増えることが原因で発生します。
思春期ニキビに効くサプリメントには、ビタミンB群やビタミンC、亜鉛が含まれています。
皮脂の分泌を抑え、肌の健康を保ってくれます。
大塚製薬 エクエル（30日分目安）パウチタイプ 120個 (x1)
生理中に多いニキビ改善に効果が期待できるのは、こちらのサプリです。
乱れがちな女性のホルモンバランスや体調を整えてくれる成分が入っており、大豆由来のエクオールが配合されていることが特徴です。
1日4粒が目安で、 水またはぬるま湯で摂取します。
ニキビ跡の改善にも効果があります。
ニキビに効くビタミン
ニキビに効くビタミンについても少し知っておきましょう。
ビタミンA、ビタミンB群、ビタミンC、ビタミンEは、ニキビの改善や予防に効果があります。
それぞれのビタミンの特徴について見ていきましょう。
DHCサプリなどに多く含まれています。
ビタミンA
ビタミンAは皮膚の健康状態を保つ役割をし、毛穴の詰まりを防ぐ効果があります。
皮膚のターンオーバーを促進し、古い角質を除去することで毛穴をクリアに保ちます。
ビタミンB群
ビタミンB群（特にビタミンB2とビタミンB6）は、皮脂の分泌をコントロールし、肌の健康を維持します。
代謝を助け、皮脂のバランスを保つことでニキビの予防に効果があります。
ビタミンC
ビタミンCは抗酸化作用があり、肌の炎症を抑える効果があります。
また、コラーゲンの生成を助け、肌の修復を促進するためニキビ跡の改善にも役立ちます。
ビタミンE
ビタミンEは抗酸化作用が強く、肌の炎症を軽減してくれます。
肌のバリア機能を強化して外部刺激から肌を守るため、ニキビの予防に効果的です。
にきびにビタミンB12は有効か
ビタミンB12は細胞の代謝を助け、赤血球の生成を促進する役割がありますが、ニキビに対する直接的な効果はあまり知られていません。
むしろ、一部の研究ではビタミンB12が過剰に摂取されると、ニキビの悪化に繋がる可能性があると発表されています。
そのため、ビタミンB12を含むサプリメントを摂取するなら適量を守りましょう。
ニキビができるのは何不足か
ニキビができる主な原因は、皮脂の過剰分泌、毛穴の詰まり、細菌の繁殖、炎症ですが、栄養素の不足も関係しています。
以下の栄養素が不足するとニキビができやすくなるため、日頃から意識して摂取するように心がけましょう。
ビタミンA
肌のターンオーバーを促進して毛穴の詰まりを防ぐため、ビタミンAが不足するとニキビができやすくなります。
ビタミンB群
皮脂の分泌をコントロールするため、ビタミンB群が不足すると、皮脂のバランスが崩れ、ニキビが発生しやすくなります。
ビタミンC
ビタミンCはニキビに効きます。
抗酸化作用があり炎症を抑えるため、ビタミンCが不足すると肌の炎症が増加し、ニキビが悪化します。
亜鉛
亜鉛はニキビに効くミネラルです。
抗炎症作用があり免疫機能をサポートするため、亜鉛が不足するとニキビの治りが遅くなります。
サプリメント以外のニキビ予防方法
サプリメントはニキビ予防に効果的ですが、それだけでなく、日常生活の中で実践できる他の予防方法もあわせて行うことが重要です。
スキンケア
基本的なスキンケアを徹底することが、ニキビ予防の第一歩です。
以下のポイントを押さえたスキンケアを心がけましょう。
洗顔
朝晩の洗顔を欠かさず行い、皮脂や汚れをしっかりと落とします。
ただし、過剰な洗顔は逆効果なので注意が必要です。
保湿
洗顔後は保湿を行い、肌のバリア機能を保ちましょう。
ノンコメドジェニック（毛穴を詰まらせない）製品がおすすめです。
日焼け止め
紫外線から肌を守るために、日焼け止めを使用しましょう。
日焼けは肌の炎症を引き起こし、ニキビを悪化させる原因となります。
春や秋でも紫外線はあるので、夏以外でも肌に塗る習慣を付けておくと安心です。
食事
バランスの取れた食事を心がければ肌も健康的になっていきます。
以下のポイントに注意してみましょう。
低GI食品
血糖値の上昇を緩やかにする低GI食品（全粒穀物や野菜、果物など）を摂取することで、ホルモンバランスを保てます。
オメガ3脂肪酸
魚油や亜麻仁油に含まれるオメガ3脂肪酸には抗炎症作用があり、ニキビ予防に効果的です。
プロバイオティクス
腸内環境を整えるために、ヨーグルトや発酵食品などのプロバイオティクスを摂取しましょう。
生活習慣
健康的な生活習慣を維持することも、ニキビ予防に欠かせません。
ストレス管理
ストレスはホルモンバランスを乱し、ニキビの原因となります。
適度な運動やリラクゼーション法（ヨガや瞑想など）を取り入れましょう。
睡眠
十分に睡眠を取ることで、肌の修復と再生が促進されます。
毎晩7～8時間の質の高い睡眠を目指しましょう。
禁煙・節酒
タバコやアルコールは肌に悪影響を与えます。
禁煙や節酒を心がけて、肌の健康を保ちましょう。
まとめ
ニキビ予防や治療には、サプリメントの摂取が効果的です。
ビタミンA、ビタミンB群、ビタミンC、ビタミンE、亜鉛、セレンなどの成分を含むサプリメントは、肌の健康を内側からサポートし、ニキビの原因となる皮脂の過剰分泌や炎症を抑える効果があります。
市販されている多くのサプリメントは、ドラッグストアやオンラインで購入でき、手軽に取り入れられるのがメリットです。
しかし、サプリメントだけに頼るのではなく、日常生活の中で実践できるスキンケアや食事、生活習慣の改善も合わせて行うことが重要です。
バランスの取れた食事、適切なスキンケア、健康的な生活習慣を心がけることで、ニキビの予防と治療に効果が発揮されるでしょう。
