「早漏の人が早く射精する理由は何？」
「プリリジー配合シアリスはどこで売ってるの？」
このような疑問を持っている人は少なくないのではないでしょうか。

本記事では、プリリジー配合シアリスが治療対象とする早漏やEDについて徹底解説。
プリリジー配合シアリスの作用するメカニズムや特徴、購入方法や注意点も紹介します。

本記事を読めば、早漏・EDやプリリジー配合シアリスについてよくわかります。
興味がある人はぜひ最後までご覧ください。

プリリジー配合シアリスとは？

プリリジー配合シアリスとは、早漏治療薬とED治療薬を組み合わせた薬剤です。
プリリジーには早漏を治療する効果があり、シアリスにはEDを治療する効果があります

プリリジーは、2009年にベルギーの製薬メーカーであるヤンセン製薬により開発された、世界初の早漏治療薬です。

日本国内では承認されていないものの、ヨーロッパを中心とした多くの国で使用されています。
シアリスは、2003年にアメリカの製薬メーカーであるイーライリリーにより開発された、世界中で広く使われているED治療薬です。

日本でも2007年7月31日に製造承認を取得しており、同年9月12日より販売開始となりました。
同じ有効成分を含み、同等の効果を持つジェネリックも販売されています。

早漏とは？

早漏に関して医学的に明確な定義は存在せず、「男性やパートナーが望むより早く射精してしまい、カップルに苦痛が生じている状態」が早漏と捉えられています。
一般的には、挿入後1分以内の射精を早漏と感じている人が多いようです。

早漏の主な原因は、性的経験の不足や何らかの不安などの心理学的な因子と考えられています。
その他、陰茎の皮膚が過敏であることが原因である可能性もあります。
前立腺の炎症や甲状腺機能亢進などが早漏の原因であるケースもありますが、基本的には疾患が原因の可能性は低いです。

早漏は、パートナーとの関係に悪影響を及ぼしかねません。
早漏のストレスにより性行為を避けるようになったり、恋愛・結婚に対して自信を無くしてしまったりする恐れがあります。

EDとは？

EDとは、性行為を満足に行うための勃起ができない、もしくは勃起を維持できない状態です。
日本国内では約1130万がEDを抱えていると試算されており、多くの男性の悩みの種となっています。

多くのED患者の場合、心理的な原因と身体的な原因が混合しています。
よくみられる原因は以下の通りです。

これらの直接的な原因の背景には、以下のようなリスク因子があると考えられています。

• 糖尿病
• 肥満
• 運動不足
• 心血管疾患
• 高血圧
• 喫煙

EDに悩んでいる人は、生活習慣の改善にも目を向ける必要があるのです。

EDの診断と重症度評価

EDの診断・重症度評価を行うための問診票として、男性用性健康調査票(SHIM)や国際勃起機能スコア(IIEF)があります。
日本国内ではSHIMやIIEFの簡略版であるIIEF5が主に使われており、これらの内容はほとんど同じです。

以下がSHIMの項目であり、IIEF5では0点の項目がありません。

重症度評価は以下の通りです。

EDかどうか気になっている人は、一度チェックしてみてはいかがでしょうか。

早漏とEDは合併しやすい

性行為の満足度を下げてしまう早漏とEDですが、これらは合併しやすいことが分かっています。
合併しやすい原因は様々検討されていますが、有力と思われる考え方を紹介します。

ED患者は勃起を維持できる時間が短いうえ、維持するために強い刺激が必要です。
その焦りから性行為中に激しい動きをしてしまい、結果として射精が早くなると考えられています。

このようなケースでは、EDに対する治療が早漏改善にも繋がります。
EDでなくなれば、性行為にて強すぎる刺激を与える必要がないためです。

プリリジー配合シアリスが作用するメカニズム

ここまでは、早漏とEDがどのようなものなのかについて詳しく見てきました。
ここからは、プリリジー配合シアリスが作用するメカニズムについて、プリリジーとシアリスに分けて解説します。

プリリジーが早漏に対して作用するメカニズム

私たちが強い興奮や緊張を感じると「ノルアドレナリン」というホルモンの濃度が上昇し射精しやすくなります。
そして、興奮や緊張を抑える作用を持っているのが、「セロトニン」という神経伝達物質です。

興奮や緊張を抑えるために放出されたセロトニンは、一部が元の場所に戻ってきてしまいます。
これでは、セロトニンの作用が十分に伝達されていません。

ここで活躍するのが、プリリジーに含まれる有効成分のダポキセチンです。
ダポキセチンには、セロトニンが元の場所に戻ってくるのを防ぐ働きがあります。
その結果、セロトニンの作用が十分に伝達され、早漏改善に役立つのです。

シアリスがEDに対して作用するメカニズム

私たちが正常に勃起してそれを維持するためには「cGMP」という物質が不可欠です。
一方、「PDE5」という物質にはcGMPを分解する働きがあり、勃起に対して抑制的に働きます。
そして、ED患者ではcGMPの産生量が少なく、PDE5の分解により十分な量が保たれていません。

ここで活躍するのが、シアリスに含まれる有効成分のタダラフィルです。
タダラフィルにはPDE5を阻害する働きがあり、cGMPの分解を抑制します。
その結果、cGMPの量が十分に保たれ、ED改善に役立つのです。

プリリジー配合シアリスの購入方法

シアリスが医師の処方を必要とする医療用医薬品であるため、プリリジー配合シアリスはドラッグストア・薬局では市販されていません。
また、一般的な通販サイトでも取り扱いはありません。

そのため、個人輸入代行サイトを利用するか、専門に取り扱っているクリニックを受診する必要があります。
効果の口コミなども参考にしながら、信頼できるサイト・クリニックを探しましょう。

プリリジー配合シアリスの特徴

シアリスの作用持続時間は約36時間と、他のED治療薬と比較してかなり長いです。
金曜日の夜に飲んでも日曜日の昼まで作用が持続ことから、「ウィークエンドピル」という異名を持っています。

一方、作用発現時間が他のED治療薬よりも比較的長く、約1~4時間かかる点がデメリットです。
有効成分の血中濃度のピークが服用してから約3時間後であることも踏まえ、性行為の3時間前には服用しておくと良いでしょう。

プリリジー配合シアリスの注意点

プリリジー配合シアリスの注意点を、副作用と禁忌(使ってはいけない)に分けて紹介します。
実際に服用を始める前に、気を付けるべき点を確認しておきましょう。

プリリジー配合シアリスの副作用

プリリジー配合シアリスでは、以下のような副作用が生じる恐れがあります。

• 頭痛
• めまい
• 動悸
• 嘔吐
• 下痢
• 鼻閉
• 倦怠感
• 不眠
• 発疹
• 蕁麻疹

これらの症状が出た際は、悪化を防ぐためにも一度服用を中止しましょう。

プリリジー配合シアリスの禁忌

以下の疾患を抱えている患者さんはプリリジー配合シアリスを使用してはいけません。

• 不安定狭心症
• コントロール不良の不整脈/低血圧/高血圧
• 心筋梗塞の既往(3ヵ月以内)
• 脳卒中の既往(6ヵ月以内)
• 重度の肝機能障害
• 網膜色素変性症
• 精神疾患(うつ病や躁うつ病、てんかんなど)

プリリジー配合シアリスと併用してはいけない薬剤も複数あります。
代表的なものは以下の通りです。

• 硝酸薬
• sGC刺激剤
• テリスロマイシン(抗菌薬)
• ケトコナゾール(抗真菌薬)
• リトナビル(抗HIV薬)

プリリジー配合シアリスに関するQ＆A

プリリジー配合シアリスに関してよくある質問を紹介します。
ここで疑問を解消しましょう。

Q.プリリジー配合シアリスで何回も性行為ができる？

プリリジー配合シアリスは作用持続時間がとても長いので、複数回の性行為も十分に可能です。
ただし、服用回数は1日1回まで、服用間隔は24時間以上を厳守してください。

Q.プリリジー配合シアリスは食事の影響を受ける？

シアリスは食事の影響をあまり受けない点でも高い評価を受けています。
ただし、最大限の効果を得たいと考えているならば、できるだけ空腹時に服用するのがおすすめです。

プリリジー配合シアリスで早漏とEDを解決しよう

プリリジー配合シアリスは、早漏治療薬であるプリリジーとED治療薬であるシアリスが組み合わされた薬剤です。
早漏とEDは合併するケースも多いため、性行為に悩みを抱えている男性にとって頼れる味方となるでしょう。

プリリジー配合シアリスは、長い間作用が続く点が特長です。
副作用や禁忌に十分注意しつつ、プリリジー配合シアリスで早漏とEDを解決しましょう。