イプリフラボン製剤

イプリフラボン製剤の効果

イプリフラボン製剤は、骨粗しょう症の治療や予防に使用される薬剤です。
骨密度の増加に期待でき、骨折リスクを減らせることが特徴です。
通常、1日3回に分けて服用します。

イプリフラボン製剤は、骨のカルシウム分が血液に溶け出さないようにし、カルシトニンという骨を丈夫にするホルモンの分泌を促進します。
穏やかな作用を持っているため、骨粗鬆症の初期症状に向いています。

ただし、イプリフラボン製剤にも限界はあります。
個人によって効果に差があるため、薬だけに頼りきりになることはおすすめしません。
また、他の薬剤と比較して、大規模な臨床試験のデータが少ないです。
しかし、対応策はあります。
後にご紹介する生活習慣の改善に取り組むことで、日常的に骨を強くすることができます。
少しずつ、食事内容と運動内容を変更してみてください。

副作用と飲み合わせの注意

イプリフラボン製剤にも他の薬と同様に副作用が出る場合があります。

  • 胃部不快感
  • 吐き気
  • 食欲不振
  • 胸やけ
  • 胃痛
  • 腹痛
  • 腹部膨満感
  • 過敏症
  • 発疹
  • そう痒

特に胃潰瘍などがある方は、消化器症状が出る場合があるため注意が必要です。
食後に多めの水で飲むことで、胃に負担がかからないように工夫できます。
不安であれば、医師に伝えて対処法を聞いておきましょう。

イプリフラボン製剤を服用する際には、別の薬との飲み合わせにも注意が必要です。
以下の薬を飲んでいる場合は医師に伝えましょう。
お薬手帳を持っていくと便利です。

  • 卵胞ホルモン
    プレマリン、エストリール、エストラダームなどの薬のことです。
    エストロゲン作用が増加することがあります。

  • テオフィリン
    テオドールなどの薬のことで、血中濃度が上昇する恐れがあります。

  • クマリン系抗凝血剤
    作用が増強します。

  • ワルファリン
    こちらも作用が増強します。

骨粗鬆症には食生活の改善と運動も効果あり

骨粗鬆症の改善や予防には、普段の食生活と運動の改善も効果的です。
まずは、バランスの良い食生活を心がけましょう。
骨粗鬆症には、カルシウムやビタミンD、ビタミンKが良いです。

カルシウムは乳製品や小魚に豊富に含まれており、ビタミンDはイワシ、レバーに、ビタミンKは、納豆ブロッコリーなど野菜類に多く含まれています。
効率的に栄養を摂取してみてください。

また、適度な運動を心掛けることによって、骨量を増やすことが可能です。
骨を丈夫にするためにも、ウォーキングから始めてみてはいかがでしょうか。