タフェロEM10通販|性病治療薬|最安値1錠142円
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医薬品の効果や品質に違いはありませんのでご安心下さい。
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掲載の使用期限はあくまで目安とし、必ずしも掲載の使用期限の商品がお届けとなることを保証するものではありませんので、予めご了承ください。
タフェロEM10とは
タフェロEM10は、エムトリシタビン200mgとテノホビルアラフェナミドフマル酸塩10mgを配合した抗HIV薬です。
AIDS(エイズ)の発症を抑え、HIV感染症の治療することができるデシコビLT錠のジェネリック医薬品です。
タフェロEM10の特徴
- デシコビLTのジェネリック医薬品
- 副作用のリスクが低いテノホビルアラフェナミドを含有
- 腎機能への影響が少ない
- 1日1回の服用で続けやすい
タフェロEM10はこのような方におすすめ
- HIV感染症の治療を開始する方
- なるべく低用量で、副作用を抑えたい方
- 腎機能に不安がある方
- HIV治療中で予防投与を必要としない方
- コストを抑えたい方
注意事項
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本剤はHIVを根治する薬剤ではありません
本剤はHIV感染症を完全に治すものではありません。
そのため、本剤服用中でも、日和見感染症(免疫力が低下した時にかかりやすい病気)など、HIVに関連する病気が進行する可能性があります。
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長期使用の影響はまだ不明です
長期投与による安全性および有効性に関する十分なデータは現時点で得られておらず、長期的な影響については不明です。
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免疫再構築炎症反応症候群(IRIS)に注意が必要です
HIVの治療で複数の薬剤を使用すると、進行する可能性があります。
これを「免疫再構築炎症反応症候群(IRIS)」と言います。
また、自己免疫疾患(甲状腺機能亢進症、多発性筋炎、ギラン・バレー症候群、ブドウ膜炎など)があらわれることがあります。
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腎機能の確認と継続的なモニタリングが必要です
本剤を使用する前に、腎臓の働きや尿の検査(尿糖・尿たんぱく)を行い、腎機能が十分あること(クレアチニンクリアランス30mL/分以上)を確認してください。使用後も定期的に検査を行い、身体の状態をしっかり確認してください。
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皮膚の色が変わる副作用が報告されています
エムトリシタビンを使った臨床試験で、皮膚変色(主に手のひらに発現し、小さなしみやほくろの様な変色)したとの報告があります。
その発現頻度は有色人種で高いことが示唆されていますが、原因は不明です。
効果効能
タフェロEM10は、「ヌクレオシド系逆転写酵素阻害薬」と呼ばれる抗ウイルス薬の一種です。
HIV(ヒト免疫不全ウイルス)の逆転写酵素という酵素の働きをおさえることで、ウイルスの増殖を防ぎます。
タフェロEM10は有効成分の量が少ない(低用量)ため、他の抗HIV薬と一緒に使うことができます。
特に、リトナビルやコビシスタットという薬剤を一緒に使うことで、タフェロEM10の血中濃度を安定させ、その効果を持続させることができます。
テノホビルアラフェナミドフマル酸塩(TAF)を25mg含む別の規格の薬剤は、HIVに感染する前の予防目的でも使われています。
この様な予防的な服用法を「PrEP(プレップ)」と呼び、HIVに感染するリスクが高い方に対して有効とされています。
タフェロEM10(デシコビジェネリック)の効果
エムトリシタビン
エムトリシタビンは、HIV(ヒト免疫不全ウイルス)が体内で増えるのに必要な「逆転写酵素」という酵素の働きを抑える薬剤です。
逆転写酵素は、HIVが自分の遺伝情報を細胞内でコピーするために使われる酵素で、これをブロックすることでウイルスの増殖を防ぎ、感染の進行を抑えることができます。
テノホビルアラフェナミドフマル酸塩
テノホビルアラフェナミドフマル酸塩(TAF)は、従来のテノホビル(TDF)よりも少ない量で高い抗ウイルス効果を発揮します。
体内で活性型の「テノホビル二リン酸」に変わり、逆転写酵素の働きを阻害します。
さらに、TAFは腎臓への負担や骨密度低下のリスクも少ないとされます。
使用方法
以下の服用方法を守ってご使用ください。
タフェロEM10の飲み方(用法・用量)
1回の用量 | 1錠(エムトリシタビンとして200mg、テノホビルアラフェナミドとして10mg) |
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服用回数 | 1日1回 |
服用タイミング | 毎日同じ時間帯(食事の有無に関係なく服用可能) |
服用時の飲料水 | 水またはぬるま湯 |
服用時のポイント
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ブースター薬との併用
タフェロEM10mgは、有効成分のTAF(テノホビルアラフェナミド)が10mgと低用量のため、そのままでは体内で十分な薬の濃度を保ちにくいことがあります。
そのため、リトナビルやコビシスタットといった「ブースター薬(PKブースター)」と一緒に使う必要があります。
これらを併用することで、タフェロEM10の働きが安定し、HIVに対する効果をしっかり発揮できるようになります。
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服薬を習慣化する
毎日決まった時間に薬を服用する習慣をつけることで、血中の薬の濃度が安定し、HIVに対する効果を十分に発揮させることができます。
服用時間がばらついたり、飲み忘れが続くと、薬の効果が弱まり、ウイルスの増殖を抑えきれなくなる可能性があります。
飲み忘れを防ぐためには、スマートフォンや腕時計のアラーム機能を利用するのがおすすめです。
無理のない方法で継続する工夫をしましょう。
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飲み忘れた場合
飲み忘れに気づいた時点で1回分を服用してください。
ただし、次の服用時間が近い場合は、飲み忘れた分は飛ばして、通常の時間に1回分だけ服用しましょう。
2回分を一度に飲むのは避けてください。
服用頻度
タフェロEM10は、1日1回服用してください。
副作用
タフェロEM10の副作用は、通常軽度で一過性のものが大半ですが、観察を十分に行い、異常が認められた場合には服用を中止するなど適切な対応を行ってください。
タフェロEM10の重大な副作用
- 腎不全または、重度の腎機能障害
- 乳酸アシドーシス及び脂肪沈着による重度の肝腫大(脂肪肝)
その他の副作用
他にも以下の副作用が報告されています。(頻度不明)
代謝及び栄養障害 | 食欲減退、高コレステロール血症、体脂肪の再分布/蓄積 |
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精神障害 | 異常な夢、不眠症 |
神経系障害 | 頭痛、浮動性めまい、傾眠 |
胃腸障害 | 悪心、下痢、放屁、嘔吐、腹部膨満、腹痛、上腹部痛、便秘、消化不良 |
皮膚及び皮下組織障害 | 発疹、血管性浮腫、蕁麻疹 |
筋骨格系及び結合組織障害 | 骨減少症、骨粗鬆症 |
腎及び尿路障害 | 蛋白尿 |
一般・全身障害及び投与部位の状態 | 疲労 |
禁忌
以下の項目に該当する方は、タフェロEM10を服用できません。
- 本剤の成分(エムトリシタビン/テノホビルアラフェナミドフマル酸塩)に対し過敏症の既往歴のある方
使用注意
以下に当てはまる方は、服用時に注意が必要です。
- B型肝炎ウイルス感染を合併している方
- 腎機能障害のリスクを有する方
- 病的骨折の既往のある方または、その他の慢性骨疾患を有する方
- 重度の腎機能障害のある方
- 妊婦
- 授乳婦
- 小児等
- 高齢者
併用禁忌
以下の薬剤との併用はお控えください。
抗ウイルス剤
- テラプレビル(テラビック)
テラプレビルのカテプシンA活性阻害作用により、タフェロEM10の効果が減弱する可能性があります。
ラミブジンを含む薬剤
ラミブジンは、エムトリシタビンと類似の薬剤耐性を持つため、本剤とは併用しないでください。
併用注意
以下の薬剤と併用する際は、ご注意ください。
P-gp誘導薬
抗てんかん剤
- カルバマゼピン
- フェニトイン
- ホスフェニトイン
- リファンピシン
- セイヨウオトギリソウ(St.John’s Wort:セント・ジョーンズ・ワート)含有食品
催眠鎮静剤・抗不安剤
- フェノバルビタール
病原生物に対する医薬品
- リファブチン
抗結核剤
- リファンピシン
これらのP-gp誘導薬との併用により、テノホビルアラフェナミドの血中濃度が低下する可能性があります。
抗ウイルス剤
- アシクロビル
- バラシクロビル塩酸塩
- ガンシクロビル
- バルガンシクロビル塩酸塩
これらの薬剤と本剤に含まれるFTC(エムトリシタビン)およびTFV(テノホビル)はいずれも腎臓から排泄されるため、併用により排泄経路が競合し、双方の血中濃度が上昇して有害事象が発現する可能性があります。
腎毒性を有する薬剤
腎毒性を有する薬剤は腎機能障害の危険因子となるため、併用は避けることが望ましいです。
保管方法
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高温、多湿、直射日光を避けてください
医薬品は、光や温度、湿度など外的要因によって効能が落ちる可能性があります。
特に指示がない場合は、直射日光や高温を避けて、室温(1~30℃)で保管してください。
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冷所での保存は避けてください
特に冷所保存の指示がない場合、冷蔵庫で保管する必要はありません。
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子どもの手の届かないところに保管してください
子どもの誤飲を防ぐため、手の届かない高いところなどに保管してください。
また、子どもの目を引く様なお菓子の缶などで保管しないよう注意してください。
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期限の切れた薬剤は使用を控えてください
医薬品の使用期限は必ず守ってください。
使用期限が過ぎた医薬品は、効果が落ちてしまったり、思わぬ副作用が発生する場合があります。
服用前に使用期限を確認してからご使用ください。
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容器の入れ替えはお控えください
それぞれの医薬品に応じて包装に工夫がされていますので、別の容器に移し替えて保管しないでください。
中身や使用方法がわからなくなってしまう場合があります。
誤用を防ぐためにも、元の容器のままご使用ください。
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医薬品以外のものと一緒に保管しないでください
食品などと一緒に保管すると、誤用してしまう恐れがあります。
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余った医薬品は、適切に処分してください
飲み残したものや期限が切れた医薬品は、処分してください。
処分方法に不安がある場合は、薬剤師に相談してください。
参考サイト
当商品ページは、これらのサイトを参考として制作しております。
Tafero EM 10 Tablet - Hetero Healthcare
医療用医薬品:デシコビ - KEGG
患者向医薬品ガイド:デシコビ - ギリアド・サイエンシズ
よくあるご質問(FAQ)
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質問:デシコビとツルバダの違いは何ですか?回答:デシコビとツルバダの主な違いは、薬剤に含まれるテノホビル塩の種類とそれに伴う体内動態および安全性プロファイルです。
デシコビはテノホビルアラフェナミド(TAF)とエムトリシタビンを含有し、TAFは血漿中での濃度が低く、骨密度や腎機能への負担を軽減します。
一方、ツルバダはテノホビルジソプロキシルフマル酸塩(TDF)とエムトリシタビンを含み、TAFよりも骨量減少や腎機能低下のリスクが高いとされています。
臨床試験では、両者ともウイルス抑制効果は同等ですが、長期投与時の安全性でデシコビが優れるとの結果が示されています。
日本国内ではデシコビは2019年に承認され、成人男性および思春期以降の女性など幅広い対象で使用されております。
いずれも1日1錠の服用ですが、骨粗鬆や腎障害のリスクを抑えたい場合はガイドラインでデシコビが推奨される傾向があります。
なお、価格面や入手可能性も考慮しましょう。 -
質問:デパスのジェネリック医薬品は?回答:デパス(一般名:エチゾラム)の特許が失効した後、複数の製薬企業からジェネリック医薬品が発売されました。
代表的なメーカーとして、日医工、トーワ、ニプロなどがあります。
これらは「エチゾラム錠0.5mg」や「エチゾラム錠1mg」の製剤で、オリジナルと同一の有効成分・同等の品質・効能を有しています。
通常、薬価はオリジナルの約半額から7割に設定されており、医療費負担軽減に寄与します。
ジェネリックを選択する際は、薬剤の溶出性、添加物、包装形態などに若干の差異があることを薬剤師から説明を受けると良いでしょう。
また、エチゾラムは抗不安薬に分類され、依存性や耐性リスクがあるため、ジェネリックでも使用期間や投与量は厳格に管理されます。 -
質問:PrEPは保険がききますか?回答:PrEP(曝露前予防)は、HIV感染リスクの高い人々に対して抗HIV薬を予防的に投与し、感染を防ぐ手法です。
日本国内では、厚生労働省の治験による保険適用範囲外としての使用が許可されたものの、公的医療保険の適用は認められておらず、薬剤費用、検査費用および診察料は自己負担です。
一部の自治体による助成制度や臨床研究プロジェクトでは、無料または低価格で提供されるケースがあります。
現在、多くのクリニックではオンライン診療も導入されており、初診から定期検査まで自宅で完結可能なサービスも増えていますが、これらもすべて保険適用外であることに注意が必要です。
PrEP導入の際は、信頼できる医療機関で適切なカウンセリングと検査を受け、費用負担を含めて計画的に利用することが重要です。 -
質問:PrEPで使われる薬の名前は?回答:PrEP(曝露前予防)で主に使用される薬剤は、抗HIV薬のテノホビル系とエムトリシタビンの2剤併用です。
具体的には、テノホビルジソプロキシルフマル酸塩(TDF)とエムトリシタビンを配合した「ツルバダ」、およびテノホビルアラフェナミド(TAF)とエムトリシタビンを配合した「デシコビ」が主流です。
これらの製剤は1日1錠で、継続投与によりHIV感染リスクを高い確率で低減させます。
さらに、「ツルバダ」「デシコビ」双方のジェネリック医薬品も使用可能であり、薬価が安価である点が特徴です。
治療ガイドラインでは、一般的に1日1回同時刻に服用する「デイリーPrEP」が推奨され、性行為の頻度に応じて服用開始・中止を行う「オンデマンドPrEP」も選択肢とされています。
また、服用前にはHIV検査、腎機能検査、B型肝炎検査などが必要であり、定期的なフォローアップも必須です。 -
質問:ツルバダは腎障害を起こしますか?回答:ツルバダ(テノホビルジソプロキシルフマル酸塩+エムトリシタビン配合錠)は、長期使用により腎機能に影響を与える可能性があります。
特にテノホビルジソプロキシル(TDF)は、近位尿細管細胞に蓄積しやすく、尿細管障害やeGFR低下、血清リン異常などを引き起こすリスクがあります。
使用時には、投与前にeGFRや血清クレアチニンを必ず評価し、基準値以下の場合は使用を控えます。
投与中は1~3ヵ月ごとに腎機能検査を実施し、基準値を下回った場合や著明な変動が認められた場合は、投与中止や薬剤変更(例:テノホビルアラフェナミド含有製剤への切り替え)を検討します。
高齢者や脱水状態、併用薬の相互作用がある場合は注意が必要です。 -
質問:デイリーPrEPのやめ方は?回答:デイリーPrEPは、特別な方法を設けずに服用を中止できます。
最後の服用日以降は新たな服用をせず、1ヵ月後および3ヵ月後にHIV検査と腎機能検査を実施してください。
検査で異常がなければ終了ですが、終了後も性行為前後のリスク管理(コンドーム使用、定期検査)は継続が推奨されます。
急な中断でも抵抗性ウイルスのリスクは低いとされますが、不安がある場合は医師の指示に従ってください。 -
質問:薬はジェネリックは効かないって本当?回答:ジェネリック医薬品は、先発医薬品と同一の有効成分・同等の品質・効果・安全性が確認された医薬品です。
厳格な審査をクリアし、溶出性や血中動態が先発品とほぼ同等であることが証明されています。
処方箋をもらう際に「ジェネリックをご希望ですか?」と医師や薬剤師に相談でき、薬価は先発品より安価に設定されているため、医療費の節約に繋がります。
批判的な声の背景には、添加物や製造工程の違いによる体感差や、価格優先で選ばれた製品の当たり外れが挙げられます。
しかし、多くの臨床研究で有効性および安全性が担保されており、品質に問題がある製品は市場から排除されます。
なお、心血管薬や抗てんかん薬など厳格な血中濃度管理が求められる薬剤では、慎重に選択される場合があります。
日本国内ではPMDA(医薬品医療機器総合機構)が品質を厳しく監視しており、安心して利用できます。 -
質問:デシコビの薬価はいくらですか?回答:デシコビ(エムトリシタビン/テノホビルアラフェナミド配合錠)の薬価は、1錠あたり約2,780~3,900円(薬価基準)です。
通常、1日1錠を30日間継続した場合の薬剤費合計は約83,400~119,750円となります。
薬価は年度ごとに見直されるため、最新の薬価基準を参照してください。 なお、薬局や医療機関による調剤料・指導料は別途発生し、処方箋料や注射・点滴を伴わないため、診察料のみで済むクリニックもあります。
定期的な自己負担金の見積もりは、受診先で確認をおすすめします。 -
質問:デシコビ配合錠HTとLTの違いは何ですか?回答:デシコビ配合錠には「HT」と「LT」の2種類が存在し、主成分量と用途が異なります。
HTはテノホビルアラフェナミド25mg/エムトリシタビン200mgを1錠に含み、主に成人のHIV治療およびPrEPに用いられます。
一方、LTはテノホビルアラフェナミド10mg/エムトリシタビン200mgを1錠とし、腎機能や骨密度への影響をさらに抑えたい高齢者や思春期後半の小柄な体格の方、また短期的なオンデマンドPrEP時の低用量投与を想定した製剤です。
服用回数はどちらも1日1回ですが、LTは体内曝露量が半分で安全性を重視します。 -
質問:デシコビの副作用は?回答:デシコビ(TAF/FTC配合)の主な副作用には、頭痛、吐き気、下痢、倦怠感、発疹などの一般的な症状があります。
クレアチニン(腎機能)の軽度上昇が報告されることがあり、定期的な腎機能モニタリングが必要です。
また、TAF特有の長期的な脂質プロファイル変化や体重増加が指摘されており、脂質異常症や糖代謝のチェックも推奨されます。
骨密度への影響はTDF含有製剤より少ないものの、カルシウム・ビタミンD摂取や運動習慣で骨量維持を図ると良いでしょう。
重篤な副作用は稀ですが、皮膚の重篤アレルギー反応(スティーブンス・ジョンソン症候群など)が疑われる場合は直ちに中止・受診してください。 -
質問:ツルバダとは何ですか?回答:ツルバダ(Truvada?)は、テノホビルジソプロキシルフマル酸塩(TDF)とエムトリシタビン(FTC)を配合した抗HIV薬の経口製剤です。
もともとHIV感染治療に用いられてきましたが、曝露前予防(PrEP)用にも承認され、1日1錠の継続投与で感染リスクを大幅に低減します。
TDFは腎臓や骨に若干の影響を及ぼす可能性がある一方、FTCとの併用で相乗的にウイルス複製を抑制します。
服用前にはHIV陰性確認と腎機能検査が必須で、定期的なモニタリング下で使用します。
治療ガイドラインでは、性行為リスクが高い人々に対しデイリーPrEPとしての使用が推奨されます。 -
質問:デシコビを飲み忘れた場合はどうしたらいいですか?回答:1回分のデシコビ(TAF/FTC配合)を飲み忘れた場合、思い出した時点ですぐ1錠を服用してください。
ただし、次の定時服用まで12時間以内の場合は追加せず、通常の服用スケジュールに戻します。
過剰摂取を避けるため、1日に2錠以上服用しないよう注意しましょう。
飲み忘れが頻発する場合は、服用リマインダーアプリや錠剤ケースを活用し、一定時間に飲む習慣を確立することが重要です。
また、遅延に不安がある場合は医師や薬剤師に相談し、フォローアップ検査やアドバイスを受けてください。 -
質問:デシコビの使用期限は?回答:デシコビ(TAF/FTC配合錠)の使用期限は、製造番号ごとに錠剤瓶または外箱に記載された「使用期限(YYYY/MM)」を遵守してください。
開封前は室温保存(1~30℃)が基本で、直射日光や高温多湿を避けます。
開封後も同様の環境下で保存し、記載期限を超えた製剤は廃棄してください。
期限切れ薬では有効成分の含有量が低下し、適切なウイルス抑制効果が得られない恐れがあります。
安全性を確保するため、古い処方が残っている場合は使用せず、必ず新しい処方に切り替えてください。 -
質問:PrEPの感染率は?回答:デイリーPrEP(TDF/FTCまたはTAF/FTC併用)の臨床試験では、適切に服用した場合のHIV感染リスク低減効果は約90~99%と高い水準です。
iPrEx試験ではTDF/FTCが92%の予防効果を示し、服用遵守率が高い参加者では99%に達しました。
オンデマンドPrEP(性行為前後摂取)でも試験で86%の効果が示されています。
ただし、服用間隔のずれや中断があると効果は大幅に低下するため、継続的なモニタリングと遵守支援が重要です。 -
質問:性行為後に服用する性病予防薬は?回答:性行為後に用いるHIV曝露後予防(PEP)は、72時間以内の曝露後に開始する抗HIV薬の3剤併用療法です。
一般的にはエムトリシタビン/テノホビルジソプロキシル(FTC/TDF)に、インテグラーゼ阻害薬(例:ドルテグラビルまたはラルテグラビル)を加えた医薬品が推奨されます。
成人では1日1回FTC/TDFと1日2回のインテグラーゼ阻害薬を28日間継続し、その後HIV検査を実施します。
PEPはHIV曝露リスクに限定され、クラミジアや淋菌など他の性病予防にはアジスロマイシン(経口1回1g)やセフトリアキソン(筋注250mg~1g)などの抗菌薬を併用検討する場合があります。 -
質問:PrEPを使っている人はどれくらいの割合ですか?回答:日本国内でPrEPを継続利用している人はまだ少数派で、明確な統計は限られています。
2024年時点の推定では、性感染症専門クリニック受診者のうち約1~2%とされ、人口比では0.01%未満と考えられます。
一方、欧米諸国では性行為リスクの高いMSM(男性間性交渉者)の約10~25%がPrEPを使用しており、地域差が大きいのが現状です。
日本国内でもオンライン診療や助成制度の拡充により利用者は徐々に増加傾向にありますが、認知度や費用、保険適用外というハードルが利用拡大を妨げています。
今後、自治体助成や保険適用化が進めば、利用割合は欧米並みに上昇する可能性があります。 -
質問:PrEP薬のデメリットは?回答:PrEPのデメリットには、
1. 保険適用外のため高額な自己負担(薬剤費+検査費で月額4~5万円)
2. 副作用リスク(腎機能低下や骨密度減少など)
3. 服用遵守が必須で、中断や飲み忘れで効果が大幅低下する点
4. 定期的な医療機関受診・検査が必要で手間がかかる点
5. 耐性ウイルス発現のリスク(HIV感染を知らずに服用継続した場合)
6. 精神的安心感によるコンドーム使用率低下など行動変容の懸念があります。
これらを踏まえ、導入前に十分なカウンセリングとフォロー体制を確立することが重要です。 -
質問:PrEPと併用できない薬は?回答:PrEP薬(TDF/FTCまたはTAF/FTC含有製剤)は広く安全性が確認されていますが、併用注意薬がいくつかあります。
特にテノホビル(TDF)は腎排泄されるため、NSAIDs(インドメタシンなど)やアミノグリコシド系抗生物質、シスプラチンなどの腎毒性薬剤と併用すると腎障害リスクが増大します。
また、プロベネシドやシクロスポリンも腎機能への負荷を強める可能性があるため注意が必要です。
TAF含有製剤では腎症リスクは低減しますが、同様に重篤な腎機能障害患者への使用は禁忌とされています。
FTCは肝代謝が主体で薬物相互作用は少ないものの、インターフェロン製剤やリファンピシン系とは併用注意です。 -
質問:PrEPを1日飲み忘れたらどうなりますか?回答:PrEPは薬剤血中濃度を維持することで高い予防効果を得るため、1日分飲み忘れると血中濃度が低下し、HIV感染予防効果が減弱します。
TDF/FTCでは半減期が約17時間、TAF/FTCでは約50時間ですが、服用間隔が空くと予防率は90%超から大きく落ちるリスクがあります。
飲み忘れに気付いた時点で直ちに1錠を服用し、次回の通常服用時間まで12時間以上あれば2錠にせず通常スケジュールに戻します。
なお、飲み忘れが頻繁に起こる場合は、服用リマインダーやアプリ、錠剤ケースなどでサポートを導入すると良いでしょう。 -
質問:どの薬にも副作用はあるのですか?回答:すべての医薬品には、効果を発揮するための作用機序に伴う副作用リスクがあります。
作用点が体内の生理機能に影響を与えるため、効果的な用量でも個人差により不快症状や生化学的異常が起こり得ます。
たとえば、抗菌薬では胃腸障害やアレルギー、抗がん剤では骨髄抑制、抗HIV薬では肝・腎機能障害や脂質異常などが知られています。
ただし、副作用の頻度や重症度は薬剤ごとに異なり、用量調節や服薬間隔、併用薬の管理、定期検査により大部分は予防・軽減可能です。
タフェロEM10の口コミ・レビュー
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